■ 西三河サークル例会
2000年4月

1 外山先生(高)

(1)Birthday Line-Up
 誕生日を"When is your birthday?"で聞きあって、誕生日の順番に席に着く、というアクティビティです。今回は、列対抗で行いました。"Acitivity Box"(ed. by Jean Greenwood, Cambridge Unv. Press ) を参考にしました。

(2)反射神経ゲーム
 5〜6人のグループで行います。
 My name is ..... My name means .....  My nickname is ..... My class number is ..... の4つの英文を載せたworksheetを持ちます。空欄を埋めたあと、それぞれを質問する疑問文( "What is your name?" など)を練習します。だいたい、10分位でどのグループも終了しました。

(3)Imagineの歌を利用して  John Lennonの"Imagine"を紹介した後、歌詞の中にある"Imagine there's no heaven."を利用して、「今ある物がない、と想定して、Imagine there's no .....という英文を作って下さい」と指示しました。

2 柴田先生(大)

(1)英書購読ゼミ 
 大学の国際経営学科で、英書購読ゼミを担当しています。Peter Druckerの"The Practice of Management"を読み、経営学を学んでいます。ゼミでは4人のグループで2〜3ページを担当し、レジュメを作り、発表します。聞いていたグループが質問し、質問がでないときは発表者から他の学生たちに質問をする、という形式で進めています。聞いている学生からはなかなか質問がでませんが、感想などを書かせると、自分のアルバイト経験を題材によく考えられた内容を書いてくれます。

3 安井先生(高)

(1)task-based learning 
 英語Iの授業では、4人1グループとなってtaskをこなしていく授業形式をとっています。語句の意味やQ&Aは、poster lessonで行いました。廊下に答えを貼っておき、各グループで交代に廊下に貼ってある答えを覚えて、グループメンバーに伝えます。
 音読練習では、2人ずつになります。本文を段落ごとくらいにわけ、交互にpart A、part Bとします。part Aに空所を作ったhandoutと、part Bに空所を作ったhandoutの2種類を用意します。2人は別のhandoutを持ちます。part Aに空所のあるhandoutを持った人が、空所を考えながら音読します。ペアの相手は詰まったときに空所を教え音読を助けます。これを交互に行います。

(2)アイルランドの小学校とE-mail交換 
 アイルランドのリトルアイランド小学校とE-Mail交換をしています。まず向こうからアイルランドのwildlife park を紹介する写真と英文を送ってくれました。今度は、こちらからグループごとに分かれて調べた豊田市の紹介を送りました。その際に生徒のいくつか質問への返事が届きました。

4 村瀬(高)

(1)あなたは環境に優しいか 
 環境問題を取り上げた課で、授業のはじめに「あなたは環境に優しいか」と題して英文でアンケートを採りました。11個の英文を載せ、該当するものに丸を付けさせ、回収・集約しました。丸を付けた生徒の割合が高かったのは、 
 I turn off the light in unused rooms. = 77%
 I don't let water run while brushing my teeth. = 70%
 I separate unburnables from burnables. = 69%
逆に、丸を付けた割合が低かったのは、
 I buy recycled goods. = 33%
 I use a handkerchief instead of paper towels. = 42%
 I never throw away fastfood containers and empty cans in the street.= 48%
 ほとんどが男子だったからでしょうか、ハンカチを持っている生徒が少ないようです。特に残念だったのは、道にゴミを捨てる、と答えた生徒が半数以上いたことです。

(2)ペアワークと発表 
  オーラルコミュニケーションAの授業は、1クラス2講座で行っています。ペアワークや発表を中心に授業展開しています。自己紹介の課では、じゃんけんで勝った人が相手のことを質問できる、として、早く5人から聞く、というペアワークをしました。
 あいさつの課では、お互いにあいさつを交わし、何かを聞き合って別れる、という設定にして、各ペアでダイアログを考え、演じます。他の生徒は、途中の会話の内容を聞き取ります。
 感謝表現の課では、誕生プレゼントを渡し、あけて見ると何かが入っていた、という設定にしました。他の生徒はプレゼントが何かを聞き取ります。

連絡先:MURASE Toshihiro/村瀬敏浩