1 杉浦先生(高)
2 桑原先生(高)
- (1時間目)
- 日本語で俳句を作ります。季語を入れ、字余り字足らずにならないように。
- (2時間目)
- それを英語に直します。syllableを考えずに英語に直すよう指示しました。その際に、「主語も省いて良いから、なるべく簡潔な英語で書こう」とアドバイスしました。AETのアドバイスも受けながら、生徒たちは和英辞典を引きながら英語に直していきました。
- (3時間目)
- 添削を受けて、生徒たちは作品を完成させました。
- (4時間目)
- コンピューター室で、レイアウトやフォントなどを考えながら、各自が作品を入力します。FDに保存し、提出させました。雅号も各自で考えて入れました。
- (5時間目)
- 第2段階として、日本語の俳句を考えずに、英語でsyllableを5−7−5にして書くことに挑戦しました。
A leaves of maple dyeing my heart like a red carpet
心まで 紅く染めゆく 紅葉の葉
All alone hard to endure this cold of my heart
1人では こらえきれない 寒さあり
All leaves fallen down on a branch only a persimmon fruit
葉皆落ち 枝に残るは 柿ひとつ
3 外山先生(高)
今回は、表現内容としては、日付・天候を書くこと、文法項目としてはmake + O + C を使うことが条件。多くの生徒たちは、made me happy や made me sad を使っていました。
4 桑原先生(高)
映画を場面ごとに58箇所にわけて、それぞれにdictation, Q&A, 和訳などの設問を場面に応じて作りました。細切れで、クローズキャプションを見せたり隠したりして、進めました。
5 安井先生(高)
教科書に"Sadie and Bessie"という百歳を越えたアメリカ姉妹のお話がありました。話の内容を、インタビュー形式のダイアログに直し、ALTとTeam Teachingで内容を確認。インターネットでも資料を集めて紹介しました。また、Four Cornersで生徒の意識調査をしました。
- Q1 何歳まで生きていたいか?
- ア 60歳まで イ 70歳まで ウ 80歳まで エ 80歳以上
- Q2 誰と老後を暮らしたいか?
- ア 息子 イ 娘 ウ 夫 エ 病院・老人ホーム
(2)アイルランド民話"Oisin and Tir NanOg"
アイルランド民話"Oisin and Tir NanOg"を取り上げました。この民話は、日本で言えば浦島太郎のような話です。ALT(アイルランド出身)がストーリーテリングで導入。内容をダイアログ形式にしたもので確認し、さらに原文をざっと読みました。
さらに、冬休みの宿題として、英語と日本語の対訳本(絵本)にするよう指示し、全員が提出しました。凝ったものから手抜き作品まで様々なものが集まりました。展示会を行い、生徒の投票で優秀作品を選びました。
6 村瀬(高)
数年前の新英研全国大会で「単語ポンジャン」のアイデアを聞きました。それの改良版です。
4人で行います。アルファベットを書いたカードを70枚ほど用意し、1人7枚づつ配ります。残りのカードを山にして、その中から1枚ひいて8枚で2文字以上の単語を作れば「上がり」です。上がれない時は、1枚捨てます。(まるでマージャンの要領です)8文字の単語なら1単語、6文字と2文字の単語、5文字と3文字単語、といった組み合わせにします。
得点は、完成した単語のうちで最も長い単語の文字数とします。例えば、6文字と2文字の単語なら6点、2文字の単語4つなら2点。一人が上がっても他の人はカードをそのまま持ち、上がった人だけ山から新たに7枚ひいて再参加します。山のカードが無くなれば、捨てられたカードを切って再び山にします。8文字単語を目指して高得点狙いをすることもできます。
(2)Dances With Wolves
教科書でネイティブアメリカンのことが取り上げられていたので、授業5回を使って映画「ダンス・ウイズ・ウルブズ」を見せています。1回の授業で1カ所を取り上げ、セリフの聞き取りを行っています。
連絡先:MURASE Toshihiro/村瀬敏浩