■ 西三河サークル例会
2000年9月
1 安井先生(高)
(1)Reading授業でのTT
ある課の導入時です。次のように進めます。
雑誌「新英語教育」に「Team Teachingを成功させる28のレシピー・・・タスクはコミュニケーション活動を助く」というタイトルで原稿を書きました。8月の新英研全国大会で発表した内容をまとめたものです。
28のレシピーとは、前に本校にいたAETのMichael Galliさんが考えたもので、ひとつの教材をreading、writing、listening、speakingと28通りに調理したアイデアです。 その中からいくつかを紹介します。
ある課の導入時です。次のように進めます。
- Listening Tapeを聞かせ、各自が大まかに内容をとります。
- 4人1組になり、内容についてお互いが聞き取れた内容を相談します。
- 質問の答えだけを載せたプリントを配布します。
- 生徒全員起立して、AETが内容についての質問をします。答えはプリントの中にあります。班員の誰かが答えられたら、班員全員が座ります。
雑誌「新英語教育」に「Team Teachingを成功させる28のレシピー・・・タスクはコミュニケーション活動を助く」というタイトルで原稿を書きました。8月の新英研全国大会で発表した内容をまとめたものです。
28のレシピーとは、前に本校にいたAETのMichael Galliさんが考えたもので、ひとつの教材をreading、writing、listening、speakingと28通りに調理したアイデアです。 その中からいくつかを紹介します。
- ・ペアで要約文を音読
- AETが作成したサマリーをペアで読む。立って向かい合い、1文ずつ交互に読み合います。読み終わったら座ります。また、要約文を虫食いにしたものを利用します。ペアで背中あわせに座り、それぞれが異なった箇所が虫食いになったサマリーを読み合います。2人が同じ文を繰り返します。
- ・ペアでQ&A
- ペアでABの違った問題と選択肢の書いたワークシートを持ちます。質問と選択肢を片方が読み、もう一方が答えます。また、同じ質問を利用し、選択肢を与えないで行う方法や、選択肢を生徒自身で作る方法があります。
- ・要約文の並べ替え
- 要約文を10前後のセクションに分け、ハサミで分けて封筒に入れます。ペアまたはグループでそれを机の上で正しい順番に並べ替えます。完成したらAET・JTが確認。
- ・ダイアログ
- ストーリーをAETがダイアログに書き換え、それをペアで会話練習します。虫食いにして、ペアで完成しながら進めることもできます。
2 杉浦先生(高)
環境問題を取り上げた課での導入です。環境に関する語のリストを1枚のプリントにまとめました。日本語と英語を結びつけるようにしてあります。
その後、教科書の内容に関する質問をします。その答えは先のプリントの語群から選べば答えられるものがほとんどです。
その後、教科書の内容に関する質問をします。その答えは先のプリントの語群から選べば答えられるものがほとんどです。
3 外山先生(高)
- (1)暑中見舞いを英語で書く
- 夏休みに、私宛に暑中見舞いを英語で書く課題を出しました。宛名住所、自分の住所も英語で書くのが条件です。送ってくれた人には、クリスマスカードを送る、と約束しておきました。
夏休みに入ってなかなか送られてきませんでしたが、8月の下旬に入り、半分ほど届きました。送ってこない生徒にはこちらから「催促の英語暑中見舞い」を送ったところ、その後ほとんど届きました。どの作品も上手に書けていました。 - (2)電車でGo 熟語暗唱チェック
- 熟語のチェック表を、ゲームのタイトルをもじって「電車でGo」と題してみました。電車の駅名をプリントにのせ、10個ほどの熟語を暗唱するように指示しています。クラスメートの前で暗唱が出来たらOKです。
4 柴田先生(大)
11月に開かれるコミュニケーション・異文化研究発表会(日本コミュニケーション学会中部支部、中部異文化コミュニケーション研究会共催)に、「国際経営学のコアとしての異文化コミュニケーション」というタイトルで研究報告をする予定です。
現在、中国の湖南省総合開発の共同研究プロジェクトに参加していますが、その異文化マネジメント上の問題解決法を研究しています。また、中国の開発はトップダウン方式一辺倒であると思われがちですが、地域開発は政府主導からコミュニティを中心とした都市開発の転換が進んでいます。開発におけるトップとボトムの相互理解も私の研究テーマのひとつでもあります。
現在、中国の湖南省総合開発の共同研究プロジェクトに参加していますが、その異文化マネジメント上の問題解決法を研究しています。また、中国の開発はトップダウン方式一辺倒であると思われがちですが、地域開発は政府主導からコミュニティを中心とした都市開発の転換が進んでいます。開発におけるトップとボトムの相互理解も私の研究テーマのひとつでもあります。
5 村瀬(高)
(1)オーラルの授業
オーラルの授業を、次のように進めています。教科書はHello There OCA(東京書籍)
オーラルの授業を、次のように進めています。教科書はHello There OCA(東京書籍)
- (1時間目)
- part 1のdialogueの発音練習。2度ほどコーラスリーディングをした後、テープを使っての発音練習します。まずは、テープのスピードに合わせて発音する練習。テープスピードを遅くできるカセットデッキを使います。イントネーションやポーズを真似するように言います。次に、教科書を閉じて、耳で聞いてその後発音する練習。文字に頼らないため、聞くことに集中するのでリスニング力のアップにもつながります。
発音練習の後は、内容についての英問英答。キーセンテンスや語句の解説。 - (2時間目)
- 教科書を閉じた状態で、テープを聴いてdialogueの発音練習。
基本対話文を利用したペアワーク。例えば、Which do you prefer, A or B? --- I prefer A.という対話文のABに適語を入れてペアワークを行います。
Part 2のリスニングを行い、1時間終了。 - (3時間目)
- part 3の応用対話文をペアで暗唱。1人3〜4回のセリフになる対話文をペアで覚えて、教員の前で言わせます。(または、生徒の前で実演)1クラス20人でオーラルの授業を行っているので、全部で10組になり、練習&全員暗唱で10〜15分で終了できます。
その後、プリントで応用リスニングテスト。(教科書準拠のものを利用)
(2)Vacation Bingo&3文英作
夏休み明けの最初の授業で、休み中にしたことを聞き合うビンゴをしました。
Did you visit a friend's house? Did you go to the sea? などの質問を質問し、yesと答えた人にサインをもらってビンゴを完成させま
す。
その後、夏休みにしたことを「どこに行ったか。そこで何をしたか。その感想。」の要領で3文で書きます。イラストも書いてもらいます。
連絡先:MURASE Toshihiro/村瀬敏浩