■ 埼玉新英研12月例会

2006年12月
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3月5月6月10月12月
12月16日(土)午後1時30より5時30分、岸町公民館にて。

<報告1>

本庄北高校の北川慎一さん

 「学ぶことから逃避する生徒と向き合って ~どうすれば授業ができるか、試みていること」という報告をいただいた。
 昨年までとは変わり、たいへんな学校に転勤しての実践の様子。2割近くの生徒さんが、群馬県からとのこと。少人数をしていてもなおかつ退学してしまう生徒たちがあとをたたないとのこと。まず、英語の歌をやっている間に生徒を 教室に入れる、探しにいくなど、そして柳沢実践に学んだ辞書引き、書き込み プリントを軸に授業を組み立てている。たいへんな生徒たちではあるが、一行自己表現や5行詩には、光る作品がたくさんある。北川さんの熱いラブ・アンド・ピースのメッセージをいっぱい受けとめているからであろう。

<報告2>

恵泉女学園大学兼任講師の島田美織さん

 「レオ・レオニの絵本を使ったアクティビティ」をうかがった。 実際に絵本を回して、見せていただきながら、どのような観点がその作品にあるかを具体的に指摘をいただいた。
 レオ・レオ二の作品は、『スイミー』で知られているが、近年、数は減ってきているものの『アレクサンダとぜんまいねずみ』は国語の教科書に、ずっておとりあげられている。アルファベット・ツリーやLittle Blue and Little Yellowも、平和や連帯のメッセージにつらぬかれている。絵本を使って、児童がぺープサート劇をするところや、オリジナルの絵本づくりをするという場面をビデオで見せていただいた。

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(連絡先:浅川和也)
(2007年5月14日)