■ 埼玉新英研4月例会

2005年4月
'00年'01年'02年'03年'04年'05年'06年'07年'08年'09年'10年 >>
3月4月5月7月10月12月
 4月29日(金・祝)午後に、さいたま市岸町公民館で例会を開きました。報告は「ひさしぶりの中学1年生―みなさんにヘルプ」というタイトルで竹島さち子さん(大妻中学高校)にお願いしました。

<報告>

 高校生を卒業させて6年ぶりに中学1年生を担当した竹島さんからの報告。入学前の父母も交えた学年集会で、英語のみならず、外国語を学ぶことの意義の大切さどうして英語を勉強するのかを話した。授業では、世界の言語のCDを聞かせるのを手始めに、中学生として私学に進学して、初対面どうしの人が多いので、不安を解消するように、英語の時間でも互いを知りあう活動をしている。その日、学んだことを記録するチェックシートを、ALTが(日本語も達者なので)読むからといってはじめた。

 定期テスト、小テストプリントも同じものということで、同じ学年を2人で、プラス2名のALTともっているので、意思疎通が大切となる。課題もつづりがまちがったらバツという減点法ではなく、意欲をはぐくむ意味で加点法でいきたいのだが、合意をはかりながら、自己表現にとりくみたい。学校での目標が英検取得におかれていることから、英検でも自分のことを表現することも課されるし、単語のつづりが正確でなくても選択問題なのでよいのではないかという議論になった。入試も変わってきた。予習は、辞書引きは、どう自己表現の共有するか、音とつづりを定着するのにアルファベット文字カードを活用しているなど、この4月からのホットな話題がとびかった。言葉は人びとのゆたかな思想のあらわれであり、創造のいとなみである。言葉を学ぶということは、そうした感動を呼び起こすものではないか。あわただしい4月の末にホッと一息、といった例会であった。

PAGE TOP

(連絡先:浅川和也)
(2005年10月30日)