■ 埼玉新英研10月例会

2005年10月
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 10月29日(土)にさいたま市生涯学習総合センター学習室2で例会を開きました。

報告1:「チャコの絵日記(英文)のできるまで」

飯塚進三さん(元高校)および Andrea Greenさん

 まず、飯塚さんからレポートをしてもらいました。PCに取り込んだデータを駆使した発表で、愛猫チャコの本出版にあたって、英文完成までのいきさつ、グリーンさんとの英文添削のやりとりが主でした。所々、グリーンさんに朗読してもらったりして、本の内容も味わえました。詳しくは飯塚さんのホームページでごらんになれます。

報告2:「現在完了で劣化ウランを学ぶ」

大栗健二さん(草加市立草加中学校)

 大栗さんの発表は、現在完了の導入を扱った研究授業をビデオで撮ってあったものの紹介でした。
*生徒に大切にしているものを持って来させて、ALTのモデル英文、(これは、彼女にもらった~で、) 
I have used this for (     ) years. 
を聞いた後、各自が教師が作ったフォーマットを使い、Show and Tell の形で、自分のたからものを発表する。
*教師とALTとのモデルダイアローグで、
How long have you lived in Tatebayashi? I have lived in Tatebayashi since 1983. 
などした後、生徒にペア活動させる等の活動のあとに、イラク戦争などを扱った漫画「汚れた弾丸」の一部を紹介して、劣化ウラン弾についてのDepleted uranium has given people cancer since the Gulf War.などの少し高度な英文をグループで読ませる。というような、盛りだくさんの内容を、英語をふんだんに使いながらの授業風景でした。
 この時の生徒は落ち着いた雰囲気でよく参加してくれたが、現在の3年生は大変な学年で、このような授業はとてもやれていない、とのコメントもありました。

 発表後、来てみて良かった、元気になった、とおっしゃていました。たいへんだったけれど、やはり参加してとても勉強になった、大栗さんの実践は、すぐまねてみたいことも多かった、とのことでした。

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(文責:菊地恵子)
(連絡先:浅川和也)
(2006年5月15日)