■ 東京新英研11月例会
2004年11月
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 東京新英研11月例会は、恒例の都教組教研集会外国語部会との合同開催。21名の参加。
 今回はレポート8本だったので、少しゆっくり目に自己紹介をしようと、まずのんびり始めたのがよかった?のかもしれません。この分科会に来た理由や近況をちゃんと聞くことができました。司会の沖浜さんが、時々挟むコメントが、優しくまたちょっとシニカルでおもしろい!  レポートの内容を簡単に紹介すると、

(1)『人の生き方と可能性を考えるcanとcan't』

(小平三中 市村香代子)
 楽しい中国語講座からはじまり、「耳が動かせる」生徒を紹介すると、「髪が動かせる」特技を持つ生徒も出てきて、友達の再発見にワクワクする。

(2)『なぜこの地に「子どもの平和像」が建てられたのか?』

(第二南砂中 岩崎友紀子)
 東京大空襲教材化第1弾。2年の夏休みの宿題"My Town"から、一人の生徒が戦災資料センターを訪ねた体験記を定期考査の問題にした実践。

(3)『ジーコへの手紙、"Home"Simply Red, "Tie A Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree"Tony Orland and Dawn』

(東大付属中等学校 沖浜真治)
 ジーコって、ほんとはジーコって名前じゃなかったって知ってましたか?手紙をどうコンタクトをとって、本人にわたしてもらうか、歌のエピソードもおもしろい。

(4)『"Can you feel the love tonight?"Elton John』 

(東久留米中 阿久津 美夏子)
ディズニー映画『ライオンキング』の挿入歌、canの疑問文導入に使えます!言葉はちょっと難しいので、さびだけでも歌えたら。子どもたちにも好評だったようです。 

(5)『All in One〜教科書プリントの実践』

(北町中 荒木好枝)
 少人数制授業で生まれた、苦肉の策。教科書内容をメインに追ったプリントと生徒に伝えたいことを乗せた『友&愛』の二本立てで複数教師との協力体制をはかる。参加者は両方のおみやげに「明日から使える」とホクホク。

(6)『東京大空襲教材化の試み』

(葛西三中 平野寿美)
 東京大空襲教材化第二弾。授業時間0で、自主教材"My Little Heart"を伝えた。「ダンサー志望」のESS部員との笑える格闘でした。

(7)『My History』

(小平五中 小美濃博)
 生徒の小さな頃の写真と親のコメントが印象的。どの子も大切に育てられてきたことを、生徒自身、親、教師が深く思い起こす実践。展示した文化祭会場は、大混雑だったそうです。

(8)『平和な世界を作る授業を目指して』

(板橋五中 福島悦子)
 ベトナム、イラク、貞子、キングにつながっていく平和な心を目指した、行動する教師の実践。「生徒シェアしたい」という言葉が印象的。関東ブロック大会のプレレポート発表となったが、現在進行形だけにますます期待される内容。


(連絡先:平野寿美)
(2005年3月26日)