■ 東京新英研2月例会

2006年2月
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2月3月5月9月
◎『新英語教育』学習
◎映画紹介(平野さん)「ペイ・フォワード」

「学び、考え、発信する 『総合的な学習』3年間の実践を振り返って」

友松利英子さん (渋谷区立広尾中学校)

◎友松報告
<総合的な学習(1年)>
  言葉使いが汚い、幼稚。→総合学習の時間をきちんと計画して子ども達の人間関係の絆を。そのための大切なファクターは「ことば」→ことばの力が実感できる実践。
  フワフワことば(心が軽くなる)とチクチクことば(傷つく)について考える実践
<総合的な学習(2年)>
構成的クループエンカウンター
・ダイヤを探せ・宝島/・「偏愛マップ」齋藤孝 (NTT出版)/・「演技と演出」平田オリザ (講談社現代新書)
<総合的な学習(2年後半から3年)>
・広島への修学旅行の事前学習として丸木美術館見学 (事前にインターネットで学習)
→「平和」ブレインスト一ミング:クラス「平和レポート」の作成
・修学旅行→語り部の方と交流 (班ごとに)、慰霊神前のセレモニ一に参加
・修学旅行の事後学習
<3年間の総合的な学習で何を学んだか>
「身近な人との円滑な人間関係を築くことがてきずして、世界平和は語れない」→2年の終わりから3年にかけて、クローバルな視点から平和について多く考える。日常の静かな平和が、当たり前のことが当たり前にできる生活が、いかに幸福で得がたいものか。。。民族・国家の対立や戦争の悲惨さを知り、日常の、身の回りの人たちとの平和を大切にしていくことができる。

(連絡先:平野寿美)
(2006年8月27日)