■ 東京・東北新英研合同研修会 in Yamagata
2004年6月
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 6月26(土)27(日)に行われた、東京+東北新英研合同研修会 in Yamagata 2004、自室に温泉付きのリッチな宿舎とすばらしい仲間との、充実した研修会になりました。観光、研修ともに、とっても楽しかったので、ご報告します。

<6月26日(土)>

 最上川船下り:初めて体験しましたが、50分たっぷり笑わせてもらいました。「プロだからの」という船頭さんは、たいしたエンターテイナーで、日・英・韓3カ国語で最上川舟唄をききました。(どれも同じくらい、意味はわかりませんでしたが、声はよかった!)

●研修A−−−ワークショップ 15:00〜17:00

・柏村みね子さん:
インスピレーションをパシッパシッときたえられるワークショップ、最後のパンフレット作りもとてもおもしろかった。

・小塩潤子さん:
深くて熱いレポート、視点がずれない確かさを感じた。「自分のセルフエスティームが低かったら、まず他人を大切にすることから始めたら?」ということを語っているという参加者の指摘にドキリとした。

●研修B−−−講座とレポート 19:00〜21:00

1 講座:金野好峰さん:
テーマ:「記憶と学習」作動記憶と長期記憶の関係焦点を当てた語彙習得のメカニズム研究。
音韻ループという言葉を初めて知り、教室の学習風土と記憶は深い関わりがあると教えてもらった。これまで感覚的に「そうかも」と思っていたことが、理論でバックアップされたようで、とても興味深かった。
2 レポート:冨樫和子さん:
「英語の力をつけ、生徒の心を育てるために」
 生徒と同僚を大切にしている富樫さんの心が伝わるレポート。新英研の仲間とのコラボレーションでできた教材がすばらしい。生徒のイラクに向けた作品にぐっと来る。

<6月27日(日)>

●研修C−−−研修Aの続き、およびミニレポート 9:00〜11:00

・平野:
この4月に行った授業を再現。みなさん「純粋なハート」の持ち主で、とても積極的に参加してくださった。  
・安孫子道子さん:
100人村のワークショップで得た体験を生かした授業、子どもの権利条約を楽しく学ばせた実践など。とても刺激的で「聞いて、得した!」The Last Samuraiの聞き取りプリント、これだけでも来てよかった! 
・阿原成光さん:
何度も聞いているが、わかるところがいつもちがう。参加者の反応を見ながら語られているからだろうか。何年ものエッセンスが詰まっていると同時に、一つ一つの具体例の意味するものが深い。

●酒田市内観光

・山居倉庫:
すてきなけやき(?)並木と見事な木造の倉庫、おみやげもたくさんあってうれしいかった。
・土門拳写真記念館:
見たことのあるお寺や仏像が、全然違うものに見えた。写真だから写実的なはずなのに、その画像の切り取り方は、抽象画に近いくらいだと感じた。1950年代の子どもは、今では全く見られない表情。

●予想外のサプライズも!:

武田さんのミニコンサート、浜田さんからのたっぷりのおみやげ、平間先生へのメッセージを書いてしっとりと終了。  

 管さんから、評価は?という質問がありましたが、わたしはGreat!!!! のGです!(Lovely!!のLもいいな。)ずっとやさしく車で道案内してくださった方、緊急トラブルにいつも迅速に対応してくださった方、楽しく情報量の多いお話でいつも楽しませてくださった方、料理も最高、やっぱり東北はすばらしい!本当にお世話になりました、そしてとても楽しかったです。

(文責:平野)
(連絡先:平野寿美)
(2004年11月21日)