■ 東京新英研2月例会
2003年2月
2月15日、『魅力は創造と発見の喜びから〜スピーチとチャップリン教材の実践レポート〜』というタイトルで石井清先生の実践報告をしていただきました。
懐かしい戸山高校旧校舎での例会は、参加者20名を高校生にもう一度戻してくれたようでした。校舎を出たときは、とても新鮮な気持ちになっていました。
懐かしい戸山高校旧校舎での例会は、参加者20名を高校生にもう一度戻してくれたようでした。校舎を出たときは、とても新鮮な気持ちになっていました。
内容は、
- 教師自身が自己表現としてスピーチを行う
- 教師による英作文の自主作成(例:地価が上がればあがるほど、マイホームの夢は遠くなる。)
- 生徒による英作文自作教材(例:どんなにたくさんピーナツを食べても、政治家はおなかをこわさない。)
- 生徒による3分間スピーチの実践(長唄に関するスピーチ、フォークソングの実演、The Toilet of Chinaという生徒のテープを聴いた)
- チャップリン教材を中心とする優れた英語教材の紹介と実践(チャップリン以外では、"Shooting an Elephant" "The War Crimes in Vietnam" "Religion and Science" "Declaration of Independence of Vietnam")
参加者からは、
- 「やはりはじめは教師自身が自己表現すること、そして型にはまった文章でなく、教師自身の考えが反映されている文を紹介することが大切」
- 「生徒が主体となる授業、という石井先生の言葉が印象的」
- 「東京都の高校改革によってエリートと非エリートとの選別がさらに進んでいる。このエリート層が何をどう学ぶかと言うことが大切な問題だが、石井先生の実践がその解答になるだろう」
(連絡先:平野寿美)
(2003年7月13日)