■ 東京新英研2月例会
2003年2月
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2月4月6月9月
 2月15日、『魅力は創造と発見の喜びから〜スピーチとチャップリン教材の実践レポート〜』というタイトルで石井清先生の実践報告をしていただきました。
 懐かしい戸山高校旧校舎での例会は、参加者20名を高校生にもう一度戻してくれたようでした。校舎を出たときは、とても新鮮な気持ちになっていました。

 内容は、

  1. 教師自身が自己表現としてスピーチを行う
  2. 教師による英作文の自主作成(例:地価が上がればあがるほど、マイホームの夢は遠くなる。)
  3. 生徒による英作文自作教材(例:どんなにたくさんピーナツを食べても、政治家はおなかをこわさない。)
  4. 生徒による3分間スピーチの実践(長唄に関するスピーチ、フォークソングの実演、The Toilet of Chinaという生徒のテープを聴いた)
  5. チャップリン教材を中心とする優れた英語教材の紹介と実践(チャップリン以外では、"Shooting an Elephant" "The War Crimes in Vietnam" "Religion and Science" "Declaration of Independence of Vietnam")

 参加者からは、

  • 「やはりはじめは教師自身が自己表現すること、そして型にはまった文章でなく、教師自身の考えが反映されている文を紹介することが大切」
  • 「生徒が主体となる授業、という石井先生の言葉が印象的」
  • 「東京都の高校改革によってエリートと非エリートとの選別がさらに進んでいる。このエリート層が何をどう学ぶかと言うことが大切な問題だが、石井先生の実践がその解答になるだろう」
などの感想が寄せられました。

(連絡先:平野寿美)
(2003年7月13日)