■ 東京新英研9月例会
2004年9月
 9月25日(土)東京新英研では広島から是恒真澄先生をお迎えして充実した9月例会を持つことができました。

■是恒真澄先生をお迎えして

 若手教員も多く集まる中、手だてが具体的で「やってみたい!」という刺激あふれる実践が、穏やかでしっとりした先生の語りから、明らかになっていきました。豊富な生徒作品は、大変説得力があり、どんな実践かを理解する上で大いに参考になりました。
 もっとも私たち東京の教師にインパクトを与えたのは、「あきらめがわるい」是恒先生の子どもたちへの姿勢です。以下例を挙げると・・・
☆「この子がこんな風になっていたらいいな」というストーリーを描くといいと思う。
☆ハンバーガーショップの会話より形容詞!取捨選択の基準を人一人持つことが、今の時代大事かな。
☆ドタと寝たいような道徳をもつ教材は、訳を与えて読む練習にしてしまう。「教材の捨て方」がある。
☆人間の発達の原動力は、あこがれ。
☆(毎年ミラクルが生まれるというMy Bookの実践で)知っているはずの生徒と出会い直す。信頼して心を開いてくれるのは、教員の喜び。

 クラスにいる障害を持った生徒専用の英語の本を見せてもらった私たちは、「この本自体の存在がミラクルだ!」と、感動。後のイタリア料理店での交流会も、参加者の老い(?)も若きも涙し、大いに盛り上がりました!!


(連絡先:平野寿美)
(2005年1月14日)