■ 視聴覚機器を使った授業~初級編
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初級編
TIP 7 iPodでCDの音声を聞かせるには、どんなふうにする?
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Sent: Thursday, June 21, 2012 10:50 PM
Subject: i-Pod の使い方について(質問事項)
数年前にi-Podを購入して、i-tune等でのCNN, ABC, BBC等を取り込んだりして時々聞いておりますが、次の2点を質問します。当日実演していただけるとありがたいです。
(1)動画(or映画)をi-Podに取り込み、それを教室等で見せる方法。
(2)CDの曲をi-Podに取り込む方法。そして、それに曲名等をつける方法。
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Sent: Thursday, June 21, 2012 10:50 PM
Subject: i-Pod の使い方について(質問事項)
数年前にi-Podを購入して、i-tune等でのCNN, ABC, BBC等を取り込んだりして時々聞いておりますが、次の2点を質問します。当日実演していただけるとありがたいです。
(1)動画(or映画)をi-Podに取り込み、それを教室等で見せる方法。
(2)CDの曲をi-Podに取り込む方法。そして、それに曲名等をつける方法。
教科書準拠CDや、音楽CDなどのオーディオCDを聞かせることが多いと思いますので、「CDの音声の取り込み方」を紹介します。
まず、iPodの性質でよく理解しておくべきことがあります。それは、音楽プレーヤとしてのiPodは、CDやHDDなどに入った音声ファイルや関連情報を直接に受け取ることが出来ないということです。間にiTunesというソフトウェアを介してiPodにデータを送るのです。iPodのデータの管理もiTunesで行います。
CDやHDDなど |
→ | iTunes |
→ | iPod |
ですから、iPodに音声データを入れるためには、一旦iTunesにデータを入れて、それからiPodにそれをコピーすることになります。
では、具体的な手順を説明します。
- パソコンにiTunesがインストールされていない場合は、iTunesを事前にインストールしておきます。
ダウンロードの際に、メール受信の希望の有無やメールアドレスの記入が出来るようになっていますが、希望がなければ記入は不要です。[今すぐダウンロード]の青いボタンをクリックするとダウンロードが行われます。ダウンロードが完了したら、インストールをしてください。
- iPod用のUSBケーブルを使って、パソコンにiPodを接続をします。接続されると自動的にiTunesが起動します。
必要に応じて、iPodを接続しなくても、スタートメニューからiTunesを起動するだけということもできます。 - 取り込みたいオーディオCDを、パソコンのDVDドライブ(CDドライブ)に入れます。
-
iTunesが自動的にインターネット上のCDデータベースに繋がります。
- iTunesが挿入したオーディオCDに含まれる曲の名称を表示してくれます。曲名を取り込むか否かを尋ねられるので、「はい」と答えます。(表示された曲名が間違っている場合や、表示されてなかった場合の対処は、後述します。) しばらくすると、iTunesに音声データが保存されます。(この時点でデータファイルは圧縮され、小さなファイルになります。音質は実用上は問題ない程度に低下します。)
- 同時にiTunesに音声データと関連情報(曲名など)が、iTunesに保存されます。
CDやHDDなど→
iTunes→
iPod -
今度はiTunesにコピーされたデータを、さらにiPodにコピーをします。
CDやHDDなど→
iTunes→
iPod
メニューの中から、コピー、そしてペーストでも構いません。 すぐにiPodに指定の曲データが取り込まれます。 - なお、曲名やアーティスト名、アルバム名などを見て、修正した方がよい場合には、iTunesに入っている段階で修正をしておきます。修正の仕方については、後ほど説明をします。
(2012年8月30日掲載/9月21日更新)
上に述べたやり方でiPodに音声を取り込めるのは、オーディオCDです。
例えてみれば、ガソリン自動車と電気自動車の違いのようなものです。見た目は似ていても、動く原理や動力源が全く異なります。基本的に互換性がないのです。
なお、ガソリンと電気の両方を使うハイブリッド自動車があるように、両方の性質を持ったCDも存在しますが、ややこしいので、ここでは説明をしません。
教科書教材に準拠している「CD」でもオーディオCDとCD-ROMが1つのケースに入っていることもありますので、注意をしてください。左に示すような、ディスク上のロゴで確認をすれば、間違えることはありません。
オーディオCD形式で書き込まれたディスクをパソコンで覗いてみても、拡張子が.cdaという代替のファイルのようなものが見え、15曲があることが分かるだけで、データのサイズさえも分かりません。データの実体は見えないのです。ただし、パソコンにもCDプレーヤと同じ回路があるので、音声を電気信号として取り出すことが出来、CDプレーヤだけでなくパソコンでも再生が出来ます。
一方、CD-ROM形式では、パソコンを使うとそれぞれのファイルの様子が見えます。フォルダーを置いたり、音声データ以外のファイルを置くことも出来ます。こちらはパソコンで音声の再生は出来ますが、CDプレーヤでは再生出来ません。