■ 第21回八尾新英研(希望塾)例会
2009年5月
5/31の八尾新英研「希望塾」には過去21回中最高の43名が参加。京都から参加下さった谷口さんの感想と、講座の講師諸木さんからのメールを紹介いたします。
① 谷口さん
まずフォニックスの授業実践をされている林先生(中)の実践報告では、文字と音のつながりを意識させるためには、まずフォニックスが必須だと感じました。また、教えるからにはルールをしっかりと把握し、生徒の実態に合わせてどこまで教えるのかを検討する必要性を感じました。小文字ダンス(リズムに合わせて手でaやbなどの大きさを変えていくもの)やフォニックスカルタなどは、すぐにでも使えると感じました。
諸木先生の小学校英語の現状についての講義では、現段階ではまだまだ活動をするところにまでも至っていない学校がたくさんあることを知りました。
諸木先生の小学校英語の現状についての講義では、現段階ではまだまだ活動をするところにまでも至っていない学校がたくさんあることを知りました。
②諸木さん
今回、1時間で、具体的なカリキュラムや活動の実践例を挙げるところまでいきませんでした。成功例だけを提示するより、真の内情を知っていただく方が、と考えたのですが・・・。なかなか難しいところです。関大の静先生には、私の苦手な発音をチェックいただきましたが、ちょうど、中津遼子先生の未来塾の指導法を伝えておられる先生が2か月に一度、東京から出張教授に来て下さっている講座に参加し始めたばかりですので、再度、勉強し直し!と燃えております(笑)ありがとうございました。
第21回八尾新英研「希望塾」御案内
はーい、気候不順が続きましたが、お元気ですか?
さて、今回は初めて「小学校英語」をとりあげます。文科省の一方的な2011年度からの「正式導入」が決まり、いま学校現場ではその対応にふり回されています。
今回は、その問題をどう捉え、どう対応していけばいいかを小中の教師が一緒に考えたいと思いますのでぜひお越し下さい。
さて、今回は初めて「小学校英語」をとりあげます。文科省の一方的な2011年度からの「正式導入」が決まり、いま学校現場ではその対応にふり回されています。
今回は、その問題をどう捉え、どう対応していけばいいかを小中の教師が一緒に考えたいと思いますのでぜひお越し下さい。
- と き:
- 2009年5月30日(土)午後6時〜午後9時
終了後、講師を囲んで交流会があります。(自由参加) - ところ:
- 八尾プリズムホール4階「会議室2」(近鉄八尾駅前)
- 参加費:
- 500円(資料代等)
- 内容:
-
- 林 美希さん(河内長野市立南花台中)
『中学入門期の文字と音(フォニックス)の定着への挑戦』 - 諸木(もろき)宏子(Helen Hiroko Moroki)さん
『小学校英語活動の現状 〜八尾市のケースから見えてくるもの〜』
― 目指すべきゴールとは? 小中連携をどうすべきか?など ―<プロフィール>- 同志社女子大学英文学科卒
- 英語教室A & A ENGLISH HOUSE主宰
NPO小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)認定講師 - 八尾市内の小学校で非常勤講師として英語の授業を指導するほか、教育委員会や複数の小学校において教員研修の講師をつとめる
- 八尾市生涯学習センターの「親子英語」ならびに「小学生英語」講座講師
- 雑誌『子どもに英語おしえたい』『子ども英語』等に記事を執筆
- 英語教師向けに、英語絵本を用いた指導法の講演も全国各地で展開
<講師の諸木さんからのメッセージ>
小学校英語活動”とはそもそもどういうものなのか? 小学校の現場では、2011年の小学校英語活動導入に対してどのように対処してい るのか。問題点も含めて、お話しさせていただけたらと思います。
現状では、地域間格差、学校間格差がひどすぎて、「公教育の平等」という言葉は小学校英語活動に関しては存在しません。年1〜2回、ALTがやってきて、1学年全部を集めて、体育館で歌って、踊って、ゲームして。それでも、「英語活動を行っている」と文科省の調査に答えている小学校と、既に高学年で年間35時間×数年間の 授業を、しっかりとしたカリキュラムで、自治体の手厚いサポート(予算)のもと実 施して、「英語活動を行っている」と答える小学校が混在しているのが現状です。
だからこそ、2011年から全国一斉に5・6年生に、一律年間35時間導入するわけですが、既に、“助走段階”で、こんなに差がついてしまっている上に、今もなおトレーニング計画を練って、走る準備をしている学校と、ますます差がついてきています。本番のレースが始まった時、さっさとスタートできる学校と、ピストルの合図が鳴ってから、まだ運動靴もはいてないような学校とにはっきりと分かれるでしょう。
今回希望塾にお招き頂きましたので、ぜひ小学校と中学校の垣根を超えて、皆さんとご一緒に、小学校英語活動を成功させるポイントを探っていきたいと思います。
- 林 美希さん(河内長野市立南花台中)
- 申し込み・連絡先:
- 小部 修(大教大)
携帯=090−3864−7675
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Eメール=→Click Here: