■ 第20回八尾新英研「希望塾」2月例会報告
2009年2
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2月5月
 2月28日の第20回八尾新英研「希望塾」の報告です。参加は31名で、兵庫、京都、奈良や大阪の他市からの参加者もあり、すごく盛り上がりました。

【1】実践報告

永井知行さん(堺市立福泉南中学校)
テーマ=教科書学習ワークシートの工夫とゲームのアイデア
(感想)
★封筒に,文を作る単語たちを入れておいて作らせるというアクティビティーは今までにもやったことがあるのですが,1つの封筒に1文だけ入れて,文が班で作れたら順番に暗唱して次の封筒をもらうというアイディア,新鮮でした。数字のQ&Aアクティビティもぜひ挑戦してみたいと思っています。(中学)
★ステキなゲームのアイディアを教えて頂き本当にありがとうございました。例文を使用する際に,子どもたちの身近な人や物などから文を作り,授業で取り扱われていると知り,ハッとしました。授業内に「生活の論理」を取り入れながら進行して行くことの大切さを再度学びました。(大学生)
★たいへん丁寧なワークシートを作られていて,永井先生の生徒さんたちは幸せだなぁと感じました。(全訳先渡しでないのがgood!)Attack 25のゲームは小学校英語活動にも応用させていただけるかと思います。たくさんのシェアをありがとうございました。(小学校)

【2】劉さんの連続講座

テーマ=Let’s tryスピーキングテスト!〜生徒に力をつけるスピーキングテストをどうデザインするか〜
(感想)
★毎回役立つテクニックが満載でとてもためになります。資料を見ているとユウさんは授業をinput→intake→outputの流れで,しかもsmall stepで進むように工夫しているのがよくわかります。それから評価もきちんとしているのがとてもわかりやすいです。こんなに頑張ってくれる先生がいたら,それだけで頑張ろうかなという気持ちになってくれると思います。少なくとも僕はそうなります^^(大学院生)
★授業で使うテクニックも大切ですが,それと同等(もしくはそれ以上)にタイムマネージメント力は大切だと思っています。それでも「作った一枚のプリントはその時間に消化してしまわないと!」と思っていたり,「予定もちゃんと終わらせないと!」と思ってしまうのではと思います(教育実習のときが特にそうでした)。一気にしてしまうのではなく,何回かにわけて,教師にも生徒にも時間的余裕を作ることをしっかり頭に留めておきます。(大学院生)
★本当に感動しました!! 教科書の文章を理解させるときに必ずopen questionを入れることで,子どもの興味を教科書へ惹き付けさせることができるのだと改めて気づかせて頂きました。Show & Tellでは,まず自分たちで書かせて間違いを先生が正して終わりではなく,全員に気づかせる“気づきの学習”というのを目の当たりにさせて頂きました。そして,授業をデザインするのはタテのつながりだけを考えるのでなく,ヨコのつながりを考えるのが大事ですね。(大学生)
★劉Tのスピーキングテストをもとに,先週,本文リーディングをやってみました。(テスト前の時間を使って)1対1で初めて行ったので生徒たちは緊張して,でもがんばって挑戦していました。私自身の反省が今日の内容にありました。授業の最初の何分かを使って練習させるべきだったなと。音読(リーディング)テストを頭に入れて毎回授業すればもっと良かったなと思いました。“授業をデザインする”ことを意識してやると,こちら側の授業に対する姿勢も変わってくるし,来年度からも計画をきっちり立ててやっていこうと思いました。いつもいつも驚かされ,すごいな,と感心させられます。アイデアをたくさんもらえて,ありがとうございます。(中学)

(連絡先:小部修)
(2009年9月20日)