■ 関東ブロック集会
2013年
関東ブロック集会inみなかみ(群馬)2013
一人も取り残さず、すべての生徒に、
ケアーを、学びの機会を
群馬県の高校生が、Coco Chanelの物語を読んで、こんな英文をかきました。
I will design the clothes for small children. These clothes are pretty and cool.
I will design the clothes for the baby. These clothes are soft and gentle.
生徒たちは自分自身の人生をdesignしていく力をどのように獲得しているのでしょうか。
生徒たちの育ちを励ます授業を先生たちはどのようにdesignしているのでしょうか。
ことによると雪に覆われた寒い関ブロ集会になるかもしれませんが、
ゆったりと温泉に浸かり、1年間の疲れを洗い流し、
熱心な討論と交流で3学期への思いを燃え上がらせて、雪をも融かしてください。
期 日:
2013年1月5日(土) 13:30 〜 6日(日) 12:00
場 所: (会場)
群馬県利根郡みなかみ町湯原551
TEL 0278-72-3200
より大きな地図で 源泉湯の宿・松乃井 を表示
アクセス
JR上越新幹線「上毛高原駅」
JR上越線「水上駅」
関越自動車道 「水上IC」から約10分
以下の列車に合わせて、迎えのバスを用意します。
JR上越新幹線「上毛高原駅」
13:07着 Maxたにがわ409号 のみ
JR上越線「水上駅」
12:35着 列車番号733M
13:24着 列車番号735M
14:39着 列車番号737M など
ご利用希望の方は、申し込みフォーム の「連絡事項」にその旨をご記入ください。
お帰りは、
上越新幹線「上毛高原駅」13:22発 Maxたにがわ414号
JR上越線「水上駅」12:46発
に合わせてバスが出ます。
内容・日程:
1日目(5日)全体会
13:30〜 受付開始
14:00〜14:30 開会全体会
◎講演(14:30〜17:00):
『Acknowledging and Valuing Minority Students in the English Classroom』
講師 Cheiron McMahill (大東文化大教授)
群馬県伊勢崎市にあるInternational Community Schoolでの、南米やアジアからの子どもたち
への英語の授業や大東文化大で研究されたspeaking activitiesについて。
◎「みなかみ初市」(17:00〜18:00):
支部・サークル・個人のブースで教材などを仲立ちに交流します。
18:30〜20:30 夕食・全体交流会
2日目(6日)分科会
7:00〜 朝 食
9:00〜11:30 分科会
A分科会:
発達・学習障碍の子どもたちの学び
『読み書きに困難がある生徒へのクラスでの合理的配慮』
報告者・齋藤理一郎 (群馬・太田フレックス高)
B分科会:
中学校の実践
『生徒がやる気になる語彙指導、音読指導、家庭学習」』
報告者・松本涼一 (福島・双葉町双葉中;埼玉・加須市騎西中)
C分科会:
「遅れがちな子」も いきいき
『言葉と心のキャッチボールのある授業づくりをめざして」』
報告者・村田京生子 (埼玉・久喜南中)
講演とアクティビティー
『 Acknowledging and Valuing Minority Students in the English Classroom 』
講師: Cheiron McMahill PhD.(大東文化大学教授)
外国籍の子どもたちが、日本の公立学校の中で、学習のための日本語が難しくて勉強が進まない、あるいは「いじめ」にあうなどでたいへん辛い思いをしています。学校に行けなくなっていることもよく見られます。
そんな子どもたちのために講師のカイランさんは多文化・多言語教育を行う「International Community School (ICS)」を群馬県内に設立しました。ICS での英語のクラスで何をめざし、どのような授業に取り組まれたか、子どもたちや家族が日本の学校についてどのように考えているかなどについてお話いただきます。
また、カイランさんが大東文化大学大学院の学生さんと研究した Speaking activities for English classes を、学生さんも参加して、皆さんとシェアしていただきたく予定です。すべての子どもたちの学びを保障するという視点から、私たちの教室に活かせることをたくさん提起していただけると思います。
Cheiron's Profile:
Cheiron McMahill, PhD. (Applied linguistics, Lancaster University)
Professor, Daito Bunka University
Founder, Centro Educational
ICS
and
Ijime Zero Network
A分科会: 発達・学習障碍の子どもたちの学び
テーマ「読み書きに困難がある生徒へのクラスでの合理的配慮」
報告者 : 齋藤理一郎(群馬・太田フレックス高)
レポーターから: 英単語がなかなか書けない、英語が読めない生徒への学習指導で苦労している先生方は多くいるかと思います。生徒が怠けているのか、やる気がないのか。それともこちらの教え方が良くないのか・・・もしかしたら、生徒には文字が正しく見えていなかったり、音が正しく聞こえていなかったりするのかもしれません。そんな『読み書き障碍(ディスレクシア)』の可能性も考えながら、ちょっとした工夫で書きやすくなる、読みやすくなる、クラス内での配慮のあり方を探っていきたいと思います。
B分科会: 中学校の実践
テーマ「生徒がやる気になる語彙指導、音読指導、家庭学習」
報告者 : 松本涼一(福島・双葉中; 埼玉・加須騎西中)
東電福島第一原発から 4〜5km にある双葉中学校。700 人の避難所、放射能汚染のなか駐車場係に… その後、騎西中に生徒と共に避難。教頭、ALT2 人、生徒 34 人(昨年 51 人)と埼玉県に避難し、加須市立騎西中学校で学びの日々を送っています。
レポーターから: 私たちは日頃の英語授業の中に様々な課題を抱えています。今回の発表では、「生徒が単語を覚えてくれない」、「音読が大事だとはわかるが何をしていいかわからない」、「生徒が家で学習しない」、といった問題でお困りの先生方に、生徒が意欲を持ち続けながら取り組める実践を紹介します。ワークショップ形式で、実際に生徒と同じ活動をしながら体験していただきます。ぜひご参加ください。
C分科会: 「遅れがちな子」も いきいき
テーマ「言葉と心のキャッチボールのある授業づくりをめざして」
報告者 : 村田京生子(埼玉・久喜南中)
自主教材を豊かに活用した総合的な実践を展開されています。
レポーターから: 「わからない」という声を受け止めて、「応援しているよ」という心と一緒に投げ返す授業を目指して 20 数年。言葉によるコミュニケーションと一緒に心も通い合う授業の実現のためには、生徒をよく理解することが必要です。離席や話を聞けない生徒など対応に困るケースが増えていますが、生徒が抱えている困難さを理解すると対応策が見えてきます。特別支援教育の視点から、わかりやすさや生徒の集中度を変える手だてを考えます。
11:40〜12:00 閉会全体会
参加費:
3,000円(2日参加) 1,500円(1日参加)
<学生 1,000円(2日参加) 500円(1日参加)>
宿泊費:
1泊2食 10,000円 ※相部屋の宿泊になります。
参加申込み:
オンライン:
パソコン:http://kanto.shin-eiken.com/p/
携帯・スマホ:http://kanto.shin-eiken.com/k/
(右のQRコードをご利用ください。)
FAX・郵送の場合:
ダウンロードのページ に申込用紙と送信先があります。
申込締切:
2012年12月14日(金)
本集会は終了しました。
連絡・
問合せ先:
群馬支部代表 加藤彰男(カトウテルオ)
TEL & FAX 0270-20-2059
各都県
問合せ先:
群馬・栃木 見城
茨城 新妻
埼玉 淺川
千葉 宇野
東京 安野
神奈川 萩原
山梨 石山
(集会終了に伴い、電話番号は削除しました。)
(2012年11月7日掲載/2013年1月6日更新)