東京新英研9月例会 (2024年)

2024年11月6日

英語学習の「基礎」ってなんでしょうか?

 AI時代と言われる今、生徒の英語学習の様子もずいぶん変わってきていますよね。皆さんが教えている生徒さんたちは英和辞典を使っていますか? そう言えば、単語帳を自分で作ったりしているのでしょうか? 教科書音読はどれくらいやっていますか? 英文を書かせる時、Deep LやChatGPTの利用についてどのような指導をしているでしょうか? 今の生徒にはどんな英語の力がついているのでしょうか? 今回の例会では、英語の基礎力をつける英語学習指導について、あらためて考えてみたいと思います。

1 日 時

2024年9月28日(土) 午後3:00~5:00

2 会 場

立正大学 品川キャンパス 
 9号館 B11教室
    東京都品川区大崎4-2-16

  • JR山手線 大崎駅から  徒歩5分,
  • JR山手線、東急池上線、都営浅草線 五反田駅から  徒歩5分,
  • 東急池上線 大崎広小路駅から  徒歩1分

 オンライン(Zoom)併用
 

3 実践報告

「英文法」と「英音法」 ~中学にも進学高にも共通する基礎とは?~

花田禮司さん (都立西高校)

 教員として最初に勤めた「困難校」で授業にのたうち回っている時に出会ったのは寺島隆吉氏の提唱する「記号づけ」でした。「英文法の幹と枝葉」を分け、語順を最重要視するやり方で、1年生の時に全く意欲を見せなかった生徒が3年になって「先生、教え方うまくなったじゃない!」と言ってきたり、中1から総復習したい、という生徒がこの考え方を使って、中学校3年分の教科書本文を3ヶ月で読んでしまう事例が出てきました。2校目以降は主に進学校で教えていますが、進学校の読解でも、実はつまずくところは同じです。読むための英文法の基礎とは何か、辞書指導にも触れながら考えてみましょう。「基礎」は「初歩」ではありません。

 リスニングが重要視されるようになりましたが、問題集をたくさんやっても、そもそも英語自体が聞き取れるようにならないと進歩はありません。「これは第○課でやりました」ではなく、日本人にとって日音法と英音法の違いを少数に絞り、年間を通じて練習するようにして初めて「英語耳」ができるのではないでしょうか?「読めれば聞ける」。ネイティブの先生も案外見逃す重要ポイントを考えましょう。

4 申込み

会場およびオンラインでの参加のいずれの場合も事前登録をしてください

参加申し込みURL: https://forms.gle/Mgrumah7EqDoqLiC8

問い合わせもこの参加申し込みURLからどうぞ

5 参加費

無料

2024年11月6日例会2024年,東京

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