■ 群馬新英研6月例会報告

2021年6月
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 新型コロナの警戒度が下げられましたが、慎重を期して、今回もオンラインでの例会を実施しました。前回に引き続き、5名の参加で行いました。

「どうしましょうか…」~参加者近況報告

 講読の前に、参加者から近況報告をしました。みなさんそれぞれが、地域の人とも交流しながら元気に過ごしているとのこと。
 Sさんは家庭菜園で野菜の栽培・収穫をするのが楽しみとのこと。Oさんは課題を抱えていました。
 ボランティアで中学生に英語の勉強を教えている「寺子屋」を、コロナの心配もやや下がったので再開しようとしたところ、「学校で学習障がいと言われた」「特別支援教室で勉強している」「英語は分かると本人は言いながら、実は分かっていない」という生徒がいることが分かったというのです。3人をこれからどうやって支援・指導をしていったらいいか、対応策を考えなくてはならないそうです。「みなさん、どうしましょうか」と言われましたが、簡単なことではすみません。

新しいテキストで講読

 近況報告の後は、今回から始める"THE PROFESSOR AND THE MADMAN(博士と狂人)"の講読です。半年前から、オンラインでの例会になったのをきっかけに、参加者が各自の担当部分については特にじっくりと読んで対訳資料を作り、分かりにくい個所を明らかにしておくなどのことをするようになりました。その資料は、事前に互いにメールで送信しておき、目を通しておくことができます。
 英語の辞書、しかもOEDをテーマにした本ですが、ストーリーとは直接には関係しないのですが、単語の語源や変化、語の定義などが詳細に書かれている部分があり、なかなかの「手応え」を感じながらの講読開始となりました。
 本文にも見慣れない単語や、やや長めの文が数多くあり、また、前回までのアメリカを舞台とした内容から、ロンドンへと変わった面白さもあります。今回読んだ中には「この殺人が起きた場所は、何年にもわたって沢山の奇妙な出来事、三文小説にしきりと書き連ねられる類の出来事を目撃してきた」という個所があるのですが、かつて、ロンドンの正にそのような場所を、怖いもの知らずで訪れて宿泊したという前述のSさん(女性)の体験談も重なり、さらに、画面共有したロンドンの地図でイメージを膨らませながら,今回の講読を楽しむことができました。



日時: 2021年6月27日(日)14:00 ~17:00 (約3時間を予定)
システム:  zoomを使います。対面の会場は設けませんので、ご自宅などから参加してください。まだzoomによるオンラインミーティングの経験のなくて迷っている方も歓迎します。
 パソコン(カメラ・マイクを内蔵していない場合は、外付けのウェブカメラが必要です。)またはスマホがあれば参加出来ます。通信料は参加者の負担となりますので、Wi-Fiなどを利用されることをお勧めします。
 オンラインミーティングをやったことのない方、不安な方には、ご希望があれば数日前に練習や機器の動作確認をします。
zoomの公式テストサイト:
 http://zoom.us/test

(事前に、ご自身の機器でzoomが利用できるか確認できます。)
zoomの使い方(参考サイト):
 https://www.fortune-factory.net/2020/07/zoom-pc-2

 その他、分からないことがあれば、群馬新英研事務局までお問い合わせください。
内容:
①講読
“The Professor and the Madman:: A Tale of Murder, Insanity, and the Making of the Oxford English Dictionary (P.S.)"
by Simon Winchester
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p.xiのPREFACEから読みます。担当者は決まっています。
 
②近況報告+ミニ実践交流
この間の近況や、実践を交流しましょう。
参加方法:   できるだけ前日までに、メールにて、
  • お名前
  • 連絡用メールアドレス
をお知らせください。
 実施日が近づきましたら、例会用のURL・ID・パスコードを、お知らせ頂いた連絡用メールアドレスに宛ててお送りします。
参加費: 群馬新英研会員=無料(当日入会で無料に) 未会員=500円
連絡・
問合せ先:
加藤彰男
見城昌平
参考:  次回例会からは、"The Professor and the Madman"を講読の予定です。参加者は、各自でご用意ください。

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(2021年5月30日掲載/6月28日更新)