■　東京新英研～春の特別研究集会

テーマ
「教室と世界とを結ぶ心豊かな外国語教育を目指して」

〇授業実践報告（13：15 ～14：45）のご紹介

　今、「英語の授業で平和を考える」ことが求められているのではないでしょうか。退職数年前に出会った中学1年生の真摯な姿に触発され、3年間の見通しをもって「人権・平和につながる教材、生きていくことの意味を考えられる教材」を読み、感じ、考えることを、共にしてみたいと思いました。その3年間の取り組みと、その後のサダコスピーチづくり、ベトナム帰還兵アレンさんの教材の読みとり、48年間の教員生活最終授業 "The Peace Book" の共同作業についてお話したいと思います。

〇ワークショップと講演（15：00 ～17：00）のご紹介

　ワールド・ビジョン・ジャパンは、世界97ヵ国で活動する国際NGOです。開発援助、緊急人道支援、アドボカシー（市民社会や政府への働きかけ）を行っています。今回のワークショップでは、支援の中で出会った実存する子どもたちのストーリーを取り上げます。スキットを演じて同世代の子どもたちが置かれている現状に目を向け、また空欄のセリフを考えることを通して世界の子どもたちに思いを馳せてみましょう。ワークショップの手法を用いることにより、グローバルな視点を持つきっかけや、多くの気づきが生まれることを、そしてコミュニケーションの架け橋となっている英語のさらなる魅力を感じていただけたらと願っています。

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