■ 西三河英語サークル3月例会報告

2010年3月
 3月27日に、愛知新英研と西三河サークルの合同例回を開きました。参加は15人。

1 弘山先生(高)

天使も踏みこまぬところに、愚者なればこそ…私の英語教育万華鏡」
 37年間の英語教師としての足跡。これまでの教育実践のまとめを報告。
  • 「幼年教師」の20代…新英研との出会い、Poem創作で自己表現
  • 「青年教師」の30代…マザーグースとの出会い、以後「マザーグース学会」会報発行、マザーグースの教材化とパロディ生徒作品
  • 絵本製作課題、日英語の俳句読み、日本語版Newsweekにも投稿、教科書の編集に参加
  • 「中年教師」の40代…Team Teachingのアイデアあれこれ、チャンクと日本語を生かした「バイリンガル
  • メソッド」での授業実践開始
  • 「壮年教師」の50代…Dynamic Listening and Speaking方式(新崎隆子氏)にヒントを得た実践、マッピングを利用した本文要約プレゼンの実践
  • 「熟年教師」の50代…百万語多読との出会い、英語多読サロンを校内に設置、多読ブログを開始
  • そして今、I have a dream.: 「英語多読ソムリエ」見習い、そして多読の中でマザーグースの用例収集をしようと考えています。
 最後に一句。
春霞 未見の我を なほ求む
A spring haze
Yet achieving,
Still pursuing

2 丹下加代子先生

「小学校英語の実践」
 東海市の小学校での英語授業実践です。5,6年生で、それぞれ年に35時間英語の授業をやることになっています。その内20時間はALTとのTT、15時間はJTだけの授業です。2つ実践を紹介します。
  1. 行きたい国を調べ、国旗を色つきで書き、その国のことを調べる。(JTのみの授業)
  2. 買い物ごっこ…
    JTだけの時に、品物の絵を描きその英語を和英辞典で調べて書く。TTでは、お店屋さんをやる。
    実践をしてきてわかったことは、子どもたちは単なるゲームだけではそのうち飽きてしまうので、「英語を使って新しいことを知る」という視点を入れないと駄目だ、というとです。

(連絡先:村瀬敏浩)
(2010年8月7日)