■ 埼玉新英研3月例会

2008年3月
<< '03年'04年'05年'06年'07年'08年'09年'10年'11年'12年 >>
3月9月10月12月
埼玉新英研の例会が3月4日(日)に、浦和パルコ10階のコミュニティセンターを会場にひらかれました。

「生徒の適性にあわせた協同学習―タスク活動をいかした協同学習の取り組み

 まず、千葉から下島泰子さんの「生徒の適性にあわせた協同学習―タスク活動をいかした協同学習の取り組み」という報告がありました。
 協同学習は、積極的な相互依存であり、それぞれが責任をもち、平等な参加により、共時的なやりとりをするのが特徴です。ペアで単語の音読にとりくむ際に、相手が読めたかどうか、ワークシートに書き入れるなど、またプリントを見ながら、ペアで交互に口頭で英作文をするといったことは、困難校でも成果をあげたとのことです。
  前任校の成田国際高校では、グローバルイシューについて調べて発表するというようなことにもグループでとりくんだそうです。
  例会の参加者で、 実際にペア活動をおこなったり、グループやペア活動の困難点や利点をあげることもしました。このような活動にとりくんでみたいという声もあり、今後、経験を共有していけるとよいと思います。

日本縦断自転車エコツアー

 2つ目は、日本縦断自転車エコツアー(BEE, Bicycle for Everyone's Earth)で、昨年の8月から10月の2ヶ月間、稚内から鹿児島まで走ったヒラノ・ケンさんとツアーのコーディネートをした若林さんをお迎えし、スライドを見ながら、お話しをうかがいました。
  JETプログラムのALTの自主的なグループとしてAJETの環境部会があり、そのメンバーによって、 BEEは1997年にはじめられました。11年目になり、今年は、新英研の方々にもご協力をいただきました。
  ツアーの間は、菜食主義で、コンビニは使わないなどをつらぬいたとのこと。ホームスティや各地のサポーターの協力により宿泊できる場合もあったり、野宿をしたりの2カ月だったそうです。今年は、六ヶ所村に寄ることが1つのテーマであり、各地でコンサートや環境クイズや、ワークショップもおこなったといいます。
  稚内が毎年、スタートになるので、市長と交流するという実績もできていますが、多くのALTはツアー後、帰国することもあり、経験の積み重ねができていかないとう問題もあるそうです。

PAGE TOP

(文責・淺川)
(連絡先:浅川和也)
(2008年7月13日)