■ 西三河英語サークル3月例会
2007年3月
 3月23日に例会を開きました。参加は7人。

1 杉浦敬先生(高)

(1)Show & Tell
 1学期の中間あけに全員に一斉に原稿を書かせてAETが添削返却。1時間にまとめて5,6人ずつ原稿を見ないで発表。発表者は事前に教員の前で発音チェック。発表当日運営は全てAET。生徒の発表の後,AETが内容についての補足質問をし、他の生徒にも質問。

2 杉浦俊先生(高)

(1)上級生が回答する人生相談
 1年と3年の授業をリンクさせた授業。1年生には、自分の悩みを書くというタスクを。それを3年の選択授業で、その悩みにアドバイスする英文を作れ、というタスクにした。AETにも書いてもらう。それを1年の授業で再配布し、先輩の書いた英文を読む。
(2)「怒り」をI-Messageに変える
 怒りを感じた事を表現したスキットを、I-Messageを使ったものに書き換える、というアクティビティ。I-Messageとは、「私は」で始める会話の事で、自分の感じた事や考えを話し、相手を責めたりとがめたりしない方法で、それによって生徒のコミュニケーション力を高める、というもの。

3 外山先生(中)

(1)メッセージを送りあう
 卒業前に、生徒同士でメッセージを送りあう、というアクティビティ。まずメッセージを考え、次に教室内を歩き回ってB5弱の色画用紙にメッセージを書き合う。
(2)とことん単語テスト
 単語テストの後すぐ、間違えた単語を発音しながら書き取り練習。テスト開始からトータルで約5分。「発音しながらすぐに復習」、というのがカギ。

4 鈴木先生(高)

(1)AETが採点する自由英作文
 Writingの毎考査でAETにテーマを決めてもらい事前に提示、採点もAETに頼む。採点基準は、
・内容が伝わる(文法、単語のつづり等)
・内容が面白い 
・適切な量である(英文10文以上)
とし、配点は10点。

5 瀬古先生(高)

(1) MLKで身近な差別を考える
 マーティン・ルーサー・キングとローザ・パークスに関連する課を行った時、社会科の先生とも連携した授業をする。
 身近にある差別(在日や同和など)についても触れた。

6 弘山先生(高)

(1)3年生にアンケート
 スラッシュ式の読解方法や、同時通訳方式の授業法、想い出に残っている授業、もっと力を入れて欲しかった事、などを聞く。スラッシュ式・同時通訳方式ともに、ほとんどの生徒たちは「効果があった」と答え、「読解力・聴解力が伸びた」と答えていた。

7 村瀬(高)

(1)A Thousand Wind
 今ヒット中の「千の風になって」の原詩を歌とともに紹介。Mary Frye(1905-2004)という女性が1932年に書いたDo not stand at my grave and weepという詩が原詩で、伝聞のような形で広まった。
(2) Facts about me
 3〜4人のグループ対抗。生徒はそれぞれ自分のことについての3択の質問を1〜2つずつ作り、各グループ内でその質問を出し合い、グループの中で最も難しいと思われる問題を2つ選ぶ。その2つの質問は他のグループに対して出題。他のグループが不正解なら不正解したチームの数だけポイント獲得。

(2007年5月26日)
(連絡先:村瀬敏浩)