■ 熊本新英研1月例会

2002年1月
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1月2月3月7月
 2002年最初の例会は熊本大学の第1英文研究室にて開きました。 参加者は5名とやや少な目ではありましたが中学教師、高校教師、外国語としての日本語教師を目指す人、大学教授という顔ぶれで新年の幕開けにふさわしい内容の濃い例会となりました。
 最初に畠田からハリー・ポッターとアトランテイスの映画を見たら、ハリーポッターの方はとても原作に忠実に映画化されており、英語もわかりやすく良かったことや生徒の英作文で「私は幸せです。」にI am happiness. が時々出てくるのをどう説明したがわかりやすいかについて疑問を投げかけました。

 次に、熊本学園大名誉教授の西山保先生にお出で頂き、先頃出版された「英単語を知るための辞典」(英宝社)に関していろんなお話を聞きました。
 英語だけでなく、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ラテン語の辞書を駆使しての長年に渡る研究の成果を大変わかりやすく丁寧に説明していただき、とても興味深かったです。そしてこのように素晴らしい研究の成果を一人でも多くの方に知っていただけるよう近い内に出版祝賀会のような会をしようという話も出ました。

 例によってパソコンのプロ、上村さんは西山先生のお話の最中にインターネットでその本を検索し、プリントアウトしてくれました。先生ご自身も紀伊国屋書店のホームページにのっている紹介をご覧になり興味深そうでした。

 なお、当日は宇土鶴城中学校でも国際理解教育の研究会があり、熊本新英研の会員でもある佐藤みどり先生研究授業をされました。私自身は参加出来ず残念だったのですが同じく会員であるエスペランテイストの野村忠綱さんが参加され、早速、報告をしていただきました。
 そのうち佐藤先生にも、今回の授業案や実施されての生徒の反応、先生ご自身の感想などをお話頂けたらと思っています。

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(2002年2月10日)