分科会
8/3(第1日目)午後2:45 --- 午後4:15
8/4(第2日目)午前9:00 --- 午後4:45
10の分科会でそれぞれ中学,高校からの実践報告をもとに参加者みんなで学び合います。
(1) 教科書・自主教材をどう検討し,どう扱うか 教科書批判とともに教科書の創造的な扱い方を交流します。また,なぜ自主教材を使う のか,すぐれた教材とは何なのかを授業をもとにして明らかにします。
(2)読みとりの力をどう高めるか 教材の何をどう読みとらせていくのか,生徒が感動するとはどういうことなのか, 優れ た教材をどう読み,どう自己表現に発展させるかを明らかにします。
(3)英文法をどう考え,どう教えるか 外国語としてことばを学ぶには,文法をきちんと位置づけることが大切。単なる文法知 識のつめ込みや暗記ではなく,英文法をどう考え,どう教えるかを探究します。
(4)音声を重視して,どう教えるか 言語を習得する上で大きな力となる音声をどうとらえ,どう教えるかを明らかにしま す。内容ある教材をもとに,聞き取り,朗読,群読,暗唱,スピーチなどに取り組む活気 に満ちた子どもたちの学習活動や実践を出し合います。
(5)どんな学力をめざし,どう評価するか 英語の学力とは何なのか,確かな学力と豊かな人格形成の統一をめざして,授業そのも ののあり方や,到達度評価を含め,子どもたちを励ます評価とは何かを話しあいます。
(6)仲間と学び,自ら学ぶ力をどうつけるか 子どもたちに「自ら学ぶ」力をつけることを基本に,みんなでつくる英語の授業はどう あるべきか,教材と集団,授業の形態,入門期の指導,教科通信,学校行事と授業の結び つき等も話し合います。
(7)「おくれがちな子」をどう生きいきさせるか 「おくれがち」と思われていた子どもが,すぐれた教材や授業に出会い,自ら学習に立 ち上がった例などを学び合いながら,「低学力」の本質とその克服の展望を明らかにしま す。
(8)表現力,特に自己表現の力をどう広げ,どう高めるか 「英会話」「英作文」を越えた真のコミュニケ−ションとは何かを明らかにしつつ,実 生活に結びついた真実を語らせる中で,民主的人格と学習集団を育てる自己表現の授業に ついて学び合います。
(9) 平和教育をどうすすめるか 新英研は,一貫して平和の課題を英語教育の目標と内容に位置づけてきました。生徒の 心をゆさぶり,学習に立ちあがらせ,生きることに真剣に目を向けさせる教材と教育方法 は何か,真の国際理解とは何かを考えます。
(10)特別分科会:外国人講師との授業 外国人講師との授業のあり方を追求します。教材作り,ティ−ムティ−チング,テス ト,評価,課外授業等について,総合的に研究・実践を深めます。