緊急! 夏の市民大集会
(当日の様子を、動画でご覧いただけます。)
中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の問題点
実際に体験した生徒・保護者や学校現場の声
■参加情報■
参加 Zoom ミーティング
https://us06web.zoom. us/j/82242551749?pwd=iUbjucmoMtxxVZacQ1yJn3asgwpqpJ.1
ミーティング ID : 822 4255 1749
パスコード: 388800
◆都立高校入試に導入されたESAT-J:「英語スピーキングテスト」とは?
東京都教育委員会はベネッセ・コーポレーションと協定を結び、令和4年度から全公立中学3年生を対象に「中学校英語スピーキングテスト」(ESAT-J)を11月に到達度テストとして実施し、その結果を都立高校入試の合否判定に「活用」してきました。これには多くの問題点があることが教育研究者、教員、保護者、そして生徒たち自身から指摘され続けています。
◇令和4年度 都議連・保護者・市民団体のSNSアンケート集計結果より◇
ミスやトラブルがあっても合否判定に使われる
「イヤーマフをつけても他の人の声が聞こえた」というケースが166件、前後半に分けて行われたため、「前半組の受験生の声が別室待機の後半組の人に聞こえた」というケースが92件、録音テストの際「他人の声が録音された」というケースが55件あった。
中学校現場の負担増
申し込み手続きや様々な事務処理は学校現場に丸投げ
東京教育連絡会による実施状況調査によれば、回答者の95%以上が負担に感じたと回答
◆中学1,2年生に実施された英語スピーキングテストも問題だらけ
ベネッセ・コーポレーションがテスト実施2年で撤退した後、東京都教育委員会はブリティッシュカウンシルと協定を結び、令和5年度から全公立中学1,2年生を対象にスピーキングテスト(ESAT-J Year1・Year2)を実施しましたが、これにも多くの問題点があります。
(実際にテストを受けた生徒の声)
- 先に始めた人や声の大きい人の解答が聞こえてしまう。直した方がよいと思う。
- 考える時間が非常に少ない ・スタートから遅れて話し始めると、他人の答えが聞こえてしまう。
- 周りの人の声が結構聞こえて、頭がこんがらがってしまった ・声デカい人の声がめちゃ聞えた。
- 説明がよくわからないこともあった ・周りの声が聞こえすぎて集中できない
- 周りの声が聞こえてしまうので、それを真似したり、考えていたことが頭から飛ぶのでよくない。
◆こんな杜撰なテストにみなさんの貴重な税金が使われています!
予算は今年度35億円、次年度43億円へと拡大しています。これだけの予算があれば全都の小中学校での35人学級が可能になります。 (「ゆとりある教育を求める全国の教育条件を調べる会」試算)
1年生の試験時間は9分間。わずか9分間のテストに莫大ばくだいなお金をかけるよりも、生徒の日頃の学習環境のために、1クラスの生徒数を減らしたり、英語科教員の数を増やしたりと、もっと有意義なことに、教育予算を使うべきです。ぜひ、皆さんの声を都政に届けましょう!
主催: | 都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求める会 都立高校入試英語スピーキングテストに反対する保護者の会 |
共催: | 英語スピーキングテストの入試活用中止のための議員連盟(英スピ議連) |