東京新英研11月例会 (2023年)
東京新英研11月例会実施報告
毎年11月は小中連携スペシャルで、小学校、中学校の入門期のレポートから学んでいます。今年は、2023年11月25日(土) 午後3時~5時、次の全国大会の開催地、東北から伊藤正浩さん(福島)を迎え、また、部活動の試合後、初レポートの梅津翼さんが駆けつけてくれて、文京シビックセンターを会場に、例会を行いました。
合評は島崎嗣生さんが月刊『新英語教育』11 月号自己表現特集の紹介、また英語の歌コーナーでは、吉岡潤子さんがBeautiful Name と名前の由来を入れた自己紹介・他己紹介の実践を紹介しました。
ワクワクを生み出す、ちょっとした工夫をたくさん手に入れ、例会後はお二人のレポーターを囲んで、久々の懇親会を行いました。
[レポート1 参加者の感想]
2年目とは思えない、生徒に選ばせ自分で学ぶことができるようにさせるという視点をもってそれを具体的に提示しているのがすごいと思います。もしかして思い込みなのかもしれませんが、若い人の中に、英語のスキル習得ばかりに熱心に取り組んでいる人が多いという印象があるので、こういう人がいるって頼もしいなあと感じました。
[レポート2 参加者の感想]
伊藤さんの実践は、中学校の英語で行う Daily Life(Here We Go!の場合)に当たる実践で、なかなか面白く教えるのが難しいと感じているところです。そこをちょっとした工夫で、生徒が夢中になって、 しかも分かりやすく教えることができるようにする。常にちょっとした工夫を考えていかなければならないと思ったと同時に、その時間を確保できる環境にすることが子どもたちの未来のためにも本来、教員のメインの仕事である「授業」を作り上げるためにも急務だと実感しました。
~ちょっとした工夫で授業がわくわくに!~
日 時
2023年11月25日(土) 15:00~17:00
場 所
オンライン併用
文京シビックセンター 区民会議室 4階A
文京区春日1‐16‐21
●東京メトロ後楽園駅
丸ノ内線(4a・5番出口)
南北線(5番出口)徒歩1分
●都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線
(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分
●JR総武線水道橋駅(東口)徒歩9分
*文京区民センターではありません。
内 容
レポート①
「夏季休業の課題「英語に関すること調べ」まとめ」
梅津 翼さん 多摩市立多摩中学校
今年度、夏季休業中の課題として「英語に関すること」を調べてノート見開き1ページにまとめてくることとしました。この課題を出した目的は、①英語は教科書からのみ学ぶものではないことを知ってもらうため。②自分の興味あるジャンルから学べば、楽しく学べることを実感してもらうためです。最終的に、自分が調べたことを発表することで、英語に関して自分の知っていることであれば、自信を持って話すことができるというのを実感してもらいました。今回はそのまとめをミニレポートとして発表させていただければと思います。
レポート②
「ちょっとした工夫で授業がわくわくに!」
伊藤さんが会場に来ますよ!
伊藤 正浩さん 福島・本宮市立本宮まゆみ小学校
中学校での英語教育30年の経験を小学校の外国語教育へ取り組んだ3年間のほんの少しをレポートします! 実践のその1、日本語でもむずかしい道案内を、練習すれば子どもたちが「道案内できた!」と成功体験できる活動を紹介します。自分の分身、映画などでおなじみのアバターを作って、道案内をします。教科書の地図を使って道案内の活動を行ったあとに、自分たちの住んでいる街が将来どんな街になってほしいか考えて、未来の街をグループで作り、英語で道案内して紹介しました。新しい街には、ドッグラン、キャンプサイト、おしゃれなカフェ、人気アイドルのコンサートができるコンサートホール、恐竜博物館、水族館などワクワクして過ごせる施設がありました。この活動を皆さんで一緒に体験しましょう。また、小中連携を意識した文字指導についてもご紹介します! タブレットを使い、こども達も夢中になる活動もあります。資料も共有します!
<持ち物>はさみ 色ペン
参加費
無料
問い合わせ
東京支部 安野