■ 創立50周年

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50周年|記念事業と募金記念出版集会・祝賀会記念大会事業報告書
50周年記念事業は完了しました。報告は「事業報告書」のページをご覧ください。

「新英語教育研究会」創立50周年


 新英語教育研究会は、1959年設立され、2009年には創立50周年の節目を迎えます。この半世紀、日本の外国語教育において新英研が果たしてきた役割は極めて大きなものがあります。

 戦前からの日本の民間教育研究運動の歴史の上に立ち、民主的な人間形成の力となる外国語教育をめざし、「外国語教育の目的論の確立」「豊かな教材の開発」「国際理解・連帯をすすめる平和教育」「自己表現の活動」などの研究・実践に取り組んできました。常に、生徒の立場に立ち、「すべての子どもたちに外国語を学ぶ喜び」を保障するために努力してきました。また、民主的な教育制度・内容の実現に努力し、「週3時間体制」「ALT制度」「少人数学級」「小学校の英語教育」「コミュニケーション能力」などの時々の課題に、提言、要求、運動をすすめてきました。

 私たちの反対の声にも関わらず、昨年教育基本法が「改正」され、教育への国家統制・介入、国に都合のよい人間づくりの路線が強められようとしています。全国一斉学力テストを強行し、競争教育をさらにすすめようとしています。学力の「低下」を理由に、機械的なつめこみ教育が進行しつつあります。こうしたで、私たち新英研がすすめてきた研究・実践をさらに大きく広げていく必要があります。

 創立50周年という節目に、新英研の果たしてきた役割をあらためて確認すると共に、日本の外国語授業の前進のための展望を明らかにする必要があります。

 新英研中央常任委員会、全国常任委員会は、50周年にあたり下記のような事業を行うことを確認しました。つきましては、新英研会員の皆様、かつて新英研活動に参加された皆様、外国語教育に関心をお持ちの皆様に、事業成功のために募金をお寄せいただけますようお願いいたします。50周年事業を大きく成功させて、次の半世紀へのステップとできるよう、ご協力をお願いいたします。

       2008年4月

薪英語教育研究会創立50周年配念事業委員会   

(2008年10月19日)