日本外国語教育改善協議会(改善協)の意見書(2025年)
改善協(日本外国語教育改善協議会)は2024年8月に大会を開いて意見書をまとめ、2025年1月に文部科学大臣や中教審会長などに提出しました。
2025年1月12日
内閣総理大臣 | 石破 茂 | 様 | |
文部科学大臣 | 阿部 俊子 | 様 | |
中央教育審議会会長 | 荒瀬 克己 | 様 | |
同 「令和の日本型学校教育」を 担う教師の在り方特別部会長 | 渡邉光一郎 | 様 | |
同 教育振興基本計画部会長 | 渡邉光一郎 | 様 | |
同 教育制度分科会長 | 小川 正人 | 様 | |
同 生涯学習分科会長 | 清原 慶子 | 様 | |
同 初等中等教育分科会長 | 荒瀬 克己 | 様 | |
同 大学分科会長 | 永田 恭介 | 様 |
外国語教育改善に関する提言
日本外国語教育改善協議会
日本外国語教育改善協議会(以下「改善協」)は、1972年に発足した日本英語教育改善懇談会が、その四半世紀の活動を経て、1997年の大会で「日本外国語教育改善協議会」と名称を改め、活動を続けているものです。「改善協」は、一貫して、日本における外国語教育の改善を実現するための諸課題につき議論した上で、関係諸機関に提言また要請を行っています。運営は、この会に参加する各団体や個人から選ばれた世話人が組織する「世話人会」を中心に進め、経費は各参加者の会費でまかなっています。
「改善協」は、2024年8月に、東京の大東文化会館で第50回大会を開催し、外国語教育の現状を踏まえて、日本の外国語教育の改善を実現するための方策について、議論を行いました。各参加者が、研究者、実践者のいずれにおいても個人の資格で、外国語教育の専門家として議論に参加しました。
大会では①小学校外国語教育の問題、➁中学校外国語教育の問題、③高校外国語教育の問題、④大学の外国語教育及び教員養成等に関する問題、⑤英語以外の外国語教育の問題について、報告や論議が行われ、関係各方面に以下の提言を行うこととなりました。