緊急! 夏の市民大集会

2024年7月25日

2024年8月19日(月)16:00~17:45 会場:都議会2階第2会議室
東京の教育が危ない! 東京都教育施策の一つ スピーキングテスト ESAT-J 実は問題だらけ! 聞いてください!

中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)の問題点

実際に体験した生徒・保護者や学校現場の声


■参加情報■ 

参加 Zoom ミーティング
https://us06web.zoom. us/j/82242551749?pwd=iUbjucmoMtxxVZacQ1yJn3asgwpqpJ.1

ミーティング ID : 822 4255 1749
   パスコード: 388800

◆都立高校入試に導入されたESAT-J:「英語スピーキングテスト」とは?

 東京都教育委員会はベネッセ・コーポレーションと協定を結び、令和4年度から全公立中学3年生を対象に「中学校英語スピーキングテスト」(ESAT-J)を11月に到達度テストとして実施し、その結果を都立高校入試の合否判定に「活用」してきました。これには多くの問題点があることが教育研究者、教員、保護者、そして生徒たち自身から指摘され続けています。

◇令和4年度 都議連・保護者・市民団体のSNSアンケート集計結果より◇

ミスやトラブルがあっても合否判定に使われる
 「イヤーマフをつけても他の人の声が聞こえた」というケースが166件、前後半に分けて行われたため、「前半組の受験生の声が別室待機の後半組の人に聞こえた」というケースが92件、録音テストの際「他人の声が録音された」というケースが55件あった。
中学校現場の負担増
 申し込み手続きや様々な事務処理は学校現場に丸投げ
 東京教育連絡会による実施状況調査によれば、回答者の95%以上が負担に感じたと回答

◆中学1,2年生に実施された英語スピーキングテストも問題だらけ

 ベネッセ・コーポレーションがテスト実施2年で撤退した後、東京都教育委員会はブリティッシュカウンシルと協定を結び、令和5年度から全公立中学1,2年生を対象にスピーキングテスト(ESAT-J Year1・Year2)を実施しましたが、これにも多くの問題点があります。

(実際にテストを受けた生徒の声)

  • 先に始めた人や声の大きい人の解答が聞こえてしまう。直した方がよいと思う。
  • 考える時間が非常に少ない ・スタートから遅れて話し始めると、他人の答えが聞こえてしまう。
  • 周りの人の声が結構聞こえて、頭がこんがらがってしまった ・声デカい人の声がめちゃ聞えた。
  • 説明がよくわからないこともあった ・周りの声が聞こえすぎて集中できない
  • 周りの声が聞こえてしまうので、それを真似したり、考えていたことが頭から飛ぶのでよくない。

◆こんな杜撰ずさんなテストにみなさんの貴重な税金が使われています!

 予算は今年度35億円、次年度43億円へと拡大しています。これだけの予算があれば全都の小中学校での35人学級が可能になります。 (「ゆとりある教育を求める全国の教育条件を調べる会」試算)
 1年生の試験時間は9分間。わずか9分間のテストに莫大ばくだいなお金をかけるよりも、生徒の日頃の学習環境のために、1クラスの生徒数を減らしたり、英語科教員の数を増やしたりと、もっと有意義なことに、教育予算を使うべきです。ぜひ、皆さんの声を都政に届けましょう!

主催:都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求める会
都立高校入試英語スピーキングテストに反対する保護者の会
共催:英語スピーキングテストの入試活用中止のための議員連盟(英スピ議連)

2024年7月25日知2024

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