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戸田康さん『ともに希望(のぞみ)を語る』刊行


戸田康・著『ともに希望(のぞみ)を語る』
 山梨新英研の戸田康さんの『ともに希望(のぞみ)を語る』クリックするとAmazonで、『ともに希望(のぞみ)を語る』のページを開くことが出来ます。が、昨秋刊行されました。
 『新英語教育』5月号のBOOK REVIEWでも紹介されています。


『ともに希望(のぞみ)を語る』刊行!
―生徒と創る英語授業と自治活動―

 長年山梨新英研を支えてきた戸田康氏の著書が刊行されました。すでに新聞雑誌等で紹介され、お読みになった方も多いかと思います。11月26日付け山梨日日新聞にも取り上げられました。
山梨日日新聞 11月26日朝刊での紹介
 戸田氏は、1969年に塩山商業高校に赴任以来一貫して民主教育の推進に尽力し、山梨県の教育界をリードしてきました。その卓越した指導力、生徒に向ける眼差しの熱さ、確かな理論と知に裏付けされた数々の教育実践は多くの先生方の認めるところです。本書では、英語教育の実践のみならず、学園祭を始めとした生徒の自治活動やHR活動の実践に邁進した「教師」としての、また山梨高教組の書記長、執行委員長として教育制度の整備、教育環境の拡充、また教職員の待遇改善などに奔走した「教育改革者」としての足跡を辿ることができます。
 教科指導と生活指導の統一は戸田氏が長きにわたって追求してきた教育的課題でした。普通高校では、進学のための受験英語にとどまらず英語学習を通じて広く世界に目を向けることの大切さを説くとともに、担任として自治活動・HR活動に力を注ぎました。農林高校など職業高校では、様々な困難を抱えた英語嫌いの生徒たちに英語を学ぶ楽しさ伝えてきました。外国人からのピースメッセージの取り組みや学園祭での英詩の群読など、彼らにとってはかなりハードルの高い取り組みにも果敢にチャレンジさせ、多くの教職員からは驚きをもって評価されました。当時の息づかいは、資料として挿入されている自身が発行した「教科通信」や「ホームルーム通信」から容易に感じ取ることが出来ます。
 最後は組合の執行委員長として定年退職を迎えましたが、常にチームワークを重んじ、団結することで教育現場は大きな力を持ち、教師も生徒たちと共に成長していくことを確信していました。
 「わかることの楽しさ、新しい発見の喜びを仲間と共有する教室を創り出したい」という戸田氏の思いはこれからも我々の授業作りの柱としなければなりません。
 戸田氏は現在法政大学で教育実習の指導に当たり、大学生と「ともに希望を語る」なか、教師の卵を温めています。
山梨新英研2014年3月例会での紹介文より)

(2014年4月13日掲載)

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