■ 視聴覚機器を使った授業~初級編
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初級編
TIP 15 音声ファイルをどうやってオーディオCDにするのか?
iPodなどの携帯音楽プレーヤを持っていないとか、それらを利用できない場所で生徒に聞かせる必要がある、あるいは自分で作った音声データを同僚にやりたい、英語科の教材として残したいなど…そんな理由でオーディオCDにしたい場合もあるでしょう。
考え方は、やはり TIP 12 と似ています。音声ファイルをCD-Rに入れただけでは、オーディオCDとして再生(例えば、CDラジカセで再生する)することは出来ません。
オーディオCDは、「リニアPCM、サンプリング周波数44.1kHz、16bit、ステレオ」などの無圧縮音声ファイルとしての条件を満たしたファイルを基に作ることができます。ただし、このファイル(windowsでは通常waveファイルと呼ばれるファイル)をそのままCD-Rにコピーをしても、オーディオCDとはなりません。
従って、別の形式のファイル(MP3ファイルなどの圧縮ファイル)をオーディオCDにするためには、
- 無圧縮音声ファイルに変換する変換ソフト
- オーディオCDのデータ形式でディスクに焼くソフト(ライティングソフト/burner)
が必要です。
両者が一体になっている場合もあり、また、有料・無料のどちらもあります。
そもそも、書き込みのできるディスク・ドライブ(DVD-RWドライブなど)を内蔵しているパソコンを購入した場合には、「Sonic Now」や「Roxio」などのライティングソフトが、プリインストールされているのが普通です。
また、Windows(確かXP以降)自身もライティングの機能を持っていますが、使いにくいと思います。