■ 視聴覚機器を使った授業~初級編

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初級編


TIP 9 CDをiTunesに取り込もうとしたが、曲名やアートワークが取得できない。

 iTunes/iPodでは、曲目を表示できることが大きなメリットですが、市販されていないCDなどの場合にはCDのデータベースに曲名が登録されていないために、曲名やアートワークが取得できないことがあります。そして、次のように「このCDの曲名がオンラインで見つかりませんでした。曲をインポートしますか?」という表示になってしまいます。
 このままでは不便なので、曲名やジャケットの画像を登録しましょう。

曲名が取得できない。

 インポート(=iTunesに音声データを取り込む)してから、曲目などのデータを付け加えてもいいのですが、ここでは先にそれらのデータを用意してから最後にインポートする場合の手順を説明します。

  1. 「曲をインポートしますか?」に対して「いいえ」を選択します。
  2. 全ての曲(トラック)を選択し、右クリック(Windowsの場合)をして、プロパティを選びます。
    全てのトラックを選択し、プロパティを開く。
    Windowsの場合、キーボードで、CTRL+aを押せば、全ての曲を選択できます。
  3. 「複数の項目の情報を編集してもよろしいですか?」に対しては、「はい」を選択します。
    「複数の項目の情報を編集してもよろしいですか?」
    「複数の項目の情報を編集」することにより、共通する項目は一遍に入力してしまい、1曲1曲ずつ入力する手間を省くことが出来ます。また、同じアルバム名を入力することで、同一のアルバム内の曲であることを示すという必要があります。
  4. 「複数の項目の情報」というウインドウが開きます。
    「複数の項目の情報」というウインドウ
     アルバム名を始め、共通する項目に入力をします。複数枚がセットのCDの場合は、1/2というように「ディスク番号」を入れておくと、ディスクの選択の場合などに楽です。
     アートワークは、アイコンのような働きをしますので、これも入れておくと便利です。ジャケットなど好きな画像(標準は正方形)を、コピー&ペーストで貼り付けるだけです。
     これ以外でも共通の項目があれば入力をして、最後にOKをクリックします。
  5. 今度は、1曲ずつ、曲名やアーティスト名など、各曲独自の項目を入力します。
    「複数の項目の情報」というウインドウ
     1曲の入力が終わったら、ウインドウ左下の「次へ」をクリックすると、トラック順に入力が出来ます。全ての入力が終わったら「OK]をクリックします。
  6. 元のウインドウに戻りますので、右下の「CDをインポート」をクリックすると、iTunesに音声データと共に先ほど入力した情報が書き込まれます。
    曲をインポート中のウインドウ
  7. インポート中の曲名の前にはオレンジ色の、インポート済みの曲名の前には緑色のマークが付きます。
    曲をインポート中のウインドウ
  8. ライブラリー中の「ミュージック」をクリックして、iTunesに取り込まれたアルバムを表示します。
    曲を選択して、iPodにコピーします。
     iPodにコピーしたい曲目を選択してiPodのフォルダーにドラッグ&ドロップします。
     Windowsでは複数の曲を選択する場合、次のように行います。
     最初の曲目をクリックして、次にShift+最終曲をクリックすれば連続する全てを選択(青い色に反転)できます。CTRL+任意の曲でクリックを繰り返せば、連続しない複数の曲を選択できます。

(2012年9月2日掲載)

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