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■ 平和教育をどうすすめるか

5つのテーマ


"Ryuhei : Courage to Live It" 英語対訳本

奈良 勝行(なら かつゆき 東京・大学)

 26年前の薬害エイズ訴訟の若きリーダー・川田龍平さんの生い立ちから国会議員になって以降、つねに「生き抜く勇気」を訴える生き方を英語と和訳で綴った新刊書を奈良勝行・柏村みね子・Sarah Brockさんの3人の手でこのたび高文研から出版にこぎつけました。学校の授業のテキストとしても使えます。

川田龍平が『生き抜く』ことを伝える

 26年前に薬害エイズの被害者として実名を公表し、国と製薬会社を相手に訴訟を起こし厳しい裁判を戦い抜き、 加害を認めさせた歴史的裁判の中心にいた川田龍平。 死と向き合い、 生きること・生き抜くことを誓った十代。 やがて国政に出て弱者の「いのち」をひたすらに希求し続け四半世紀を振り返る。 いま世界はコロナ禍に加え、 ウクライナやミャンマーなど多くの市民の尊い命が奪われている。 生きづらい時代に、 社会的弱者や次代を担う子どもたちが安心して暮らせる社会にしたい。 誰よりも「生きる」嬉しさを知る川田龍平の「いのちのメッセージ」 !

第1章 感染, 告知
第2章 告白, 信頼
第3章 実名公表ヘ
第4章 責任の明確化
第5章 ぼくの人生, ぼくの未来
第6章 ドイツヘ留学
第7章 教育の世界から政界ヘ
第8章 いのちを守る法律をつくる:薬害から3・11へ
第9章 有機農業と食の問題
第10章 若者へのメッセー ジ

(2022年11月18日掲載)