■ 東京・神奈川・埼玉合同10月例会報告

2020年10月
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●テーマ:今でこそ、共に生きるための英語の授業を
【東京・神奈川・埼玉合同例会報告】


(文責:棚谷孝子)  

 10月11日(日)に、会場とオンラインでZOOM合同例会を行いました。「今でこそ、共に生きるための英語の授業を」をテーマに、大学と小学校の実践報告はご自宅から、中学校の実践は「アカデミー音羽」の会場からそれぞれ発表していただき、チャット機能を使っての即座の質疑応答や実際のやり取りも行き交いました。
 和気あいあいとした共感と新しい発見、再発見があり有意義なひと時でした。

●【大学実践報告】
 「『道徳教育』のベクトルを変える」
 渡辺 雅之さん
(大東文化大学)
 いじめが大きな問題となっている現場で授業実践の視点として「全面主義」を大切にし、

  1. ①既存教材を読み替える
  2. ②既存教材から発展させる
  3. ③自主教材を編成する

などを挙げられた。
 ③の一つ、カリフォルニアで公開された愛をテーマにしたプロジェクト動画『Love Has No Labels』を見せてもらい、衝撃的な映像で「これは子どもたちに見せたい」と反響を呼んだ。

 他にも渡辺さん制作のYouTubeには「そもそも新自由主義って何?」等興味深いものがたくさんあった。

●【小学校実践報告】
 「人権を感じて学ぶ小学校英語~『色いろいろ』をテーマに」
 町田 淳子さん(ESTEEM小学校テーマ別英語教育研究会)
 「『違い』に対して寛容でないことは、言いたいことが思うように発言しにくいクラス環境を作ったり、いじめにもつながったりしやすいのでは」との思いから、なじみやすい色の英語を使って、What color is an apple? It's ______. と言い合って、redばかりではないと気づいていく。
 ワークシートに手形を描き、自分の肌の色を塗る。その手がすることを考えさせたり、好きなことを言い合ったりして、最後はIt's OK to be differentにつなげていくやさしい英語を使った深い活動が紹介された。5時間の授業で、担任の先生から「子どもたちの発表の中から思いがけない様々な気づきが得られた」との感想があったそうです。

●【中学校実践報告】
「メッセージが宿る英文で考える"大切なこと"
 ~自分から取り組みたくなる授業をめざして」
 高草木 直子さん
(文京区立文林中学校)
 グレタさんのスピーチについての映像(NHK「クローズアップ現代」)を見せて、道徳の授業で扱い、英語教科書の課"Energy and the Environment"の読みが深められ、英文、日本語の感想を引き出すなど、高草木さんお得意の道徳と英語授業のタイアップの実践をたくさん紹介された。
 "On A Paper Crane(つるにのって)"等。以前「教材のチカラ」にも書いてもらった担任クラスの学芸発表会で行ったLes Misérables『民衆の歌』の取り組みをビデオで見て、生徒たちの一生懸命さに再度、感動を覚えた。言葉が生きていると感じた。

日時: 2020年10月11日(日)13:30~16:30
場所: アカデミー音羽多目的ホール ストリートビューの表示 (80名のところ33名定員)
文京区大塚5丁目40-15(地下鉄護国寺駅1番出口すぐ)


 
遠隔: 遠隔[リモート]での参加のための情報は、ご登録後別途お送りします。
テーマ: 今でこそ、共に生きるための英語の授業を
内容:
講演
「道徳教育」のベクトルを変える
 渡辺雅之
(大東文化大学)
実践報告
  • 人権を感じて学ぶ小学校英語~「色いろいろ」をテーマに~
     町田 淳子
    (ESTEEM, 小学校テーマ別英語教育研究会)
  • メッセージが宿る英文で考える"大切なこと"
    ~自分から取り組みたくなる授業をめざして~
     高草木 直
    子(文京区立文林中学校)
参加費: 無料
申込み 
(登録):
https://ssl.form-mailer.jp/fms/75ccf218306831
問合せ: 浅川 和也 e-mail: (零回終了に伴い削除)

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(2020年8月17日掲載/11月30日更新)