■ 神奈川新英研 12月例会

2017年12月
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■ 近況、最近取り組んでいること

  • 生徒の人間性を高める授業、自己選択と工夫の余地のある活動
  • 教科書本文の扱い ①listening(デジタル教材の実写movie) ②new words、デジタル教材、フラッシュカード、練習後生徒指名も ③本文内容確認 ④音読 ⑤穴あき音読 ⑥①をもう一度という流れ(←⑥で①との聞こえの比較をさせる点がポイントです。)
  • 人間形成的アプローチを研究し、メッセージをどのようにアウトプットさせるか、試行錯誤しています。
  • Retelling、帰国クラスは英語だけで進めること、プレゼンテーションはPower Pointで、TEDも最近は使います。
  • ペアワーク、音読(リード&ルックアップ、穴あき音読)
  • 日本で出版されていない英語良書の翻訳&出版

■ 最近うまくいかないこと、悩んでいること

  • ALTとの連携 協同学習(単位制高校における)
  • 何をやっても、「これがいい」「これでいい」と思えず、煮詰まっている状態です。
  • 高校生がペア活動に消極的
  • 担任クラスでの教科指導の難しさ、担任と教科指導の一貫性

■ 神奈川新英研事務局への意見

  • 1つのテーマでみなさんでレポートをまとめるというのはいかがでしょう。

●中学校・高校実践報告:「横浜5ラウンドシステム6年間の実践を通して」

梶ヶ谷 朋恵さん(横浜市立南高等学校附属中学校)

1. レポーターから

  • 開校当時に、西村秀之先生の発案からスタートした南高校附属中学校での5ラウンドシステムも、後から仲間に加わった若い教員と共に実践を積み重ね、6年目を迎えました。生徒の4技能の英語運用力を伸ばして、自分の言葉で語れる生徒を育てることを目標に頑張っています。今回は横浜5ラウンドシステムを実際に体験していただきながら、できるだけ詳しくご紹介したいと思います。

2.システムの概要

  • 授業(週4時間)の内訳:
    A. 3時間:5ラウンドシステムによる授業
    B. 1時間:高校教師とALTによる授業
  • Aの授業構成:
    a. 前半20分:帯活動による様々なインプット・アウトプット
    b. 後半25分:5ラウンドシステムによる教科書授業
  • 従来型授業と5ラウンドシステムの比較:
    • 従来型授業:
      4月→3月にかけて、全11 Unitをリニア(順番に一直線)に扱う。
    • 5ラウンドシステム授業:
      4月→3月にかけて、全11 Unitをスパイラル(5周分層を重ねるよう)に扱う。Round 1 → 4までかけてたっぷりとインプット・インテイクしたものを、Round 5でアウトプットする。

3.システムの実際

Round 1  リスニングによる内容理解
  • オーラルイントロダクションでUnit内容のイメージを持たせる。聞き取り前に、内容把握のための簡単な問いを与える(各Unitの扉ページのQを活用)。
  • リスニングで聞き取れた内容をシェアする。
  • 教科書準拠のピクチャーカードを、バラバラに並べる。何度もリスニングをさせ、順番どおりに並べ替えさせる。聞きなれて(飽きて)来た頃に、なりきりリスニング(登場人物の一人になったつもりで聴く)、なりきりシャドウイング(気に入ったフレーズのみ発音する)をさせる。
  • 1Unit当たり2~2コマ半くらいで実施、教科書は閉本で行い、耳からのインプットをねらう。
Round 2  内容理解した本文での音と文字の一致(2・3年生では省略)
  • Round 1でやって以来、生徒はおよそ1か月ぶりに各レッスンに触れる。話の内容を確認する。
  • 本文をバラバラに並べ替えたワークシートを配付し、全文に目を通させる。
  • リスニングを繰り返し、本文通りに番号を振らせる。生徒はここで初めて聞くだけだった教科書の文字に触れる。
  • 順番確認後、初めて教科書を開本させ、音声に沿って英文に目を通させる。
  • 次Roundでの音と文字の一致の橋渡しとする。
    textbook
Round 3  音読
  • 1年生だと9~10月頃。ここで初めての音読をさせる。
  • 各Unitの冒頭では、ストーリーの内容を確認する。
  • 教科書に出てきた語彙をフラッシュカードで提示し、「教科書に出てきたけど、読めるかな?」と発音を推測させる。
  • 各Unitの語彙をリストにして配付し、発音させる。
  • 教科書も、様々な方法(四方読み、付属CDのチャンクごとに空白がある音源でのリピートなど)で音読させていく。
  • 生徒には各自でのRead and Write(暗写)を勧めている。ここで初めて、生徒にノートを購入させる。
  • この時点では意味を提示せず、音と文字の一致をねらっていく。
Round 4  穴あき音読
  • 再度ストーリーの内容を確認する。このころになると、内容を繰り返しているので生徒から返ってくる表現がより具体的になってくる。
  • 4種類の穴あき教科書本文を載せたワークシートを用意する
    1年生の場合の内訳は以下の通り:
    • Side A:動詞の1文字目以外を隠したものsideA
    • Side B:本文の語順をバラバラにしたものsideB
    • Side C:各英文の1文字目以外を隠したもの
    • Side D:英文はすべて隠されており、台詞を発した人物名と隠された英文の長さのみをヒントにするもの
  • 2・3年生は穴あきシートの作り方を少し変える:
    • Side A:動詞抜き
    • Side B:前置詞抜き
    • Side C:本文を半分程度隠す
    • Side D:本文の大半を隠す
  • ペアで交代しながら2分程度行わせる。読み手が詰まった際は、聞き手がヒントを出す。
  • 何度も聞き、発音している例文なので、生徒たちはほぼ暗記して読める状態になっていく。
  • 文字と音声の一致を強化するとともに物語の内容にフォーカスさせ、次RoundのRetellingへの橋渡しとする。
Round 5  Retelling(自分の言葉でストーリーを伝える)
  • 再度ストーリーの内容を確認する。
  • ピクチャーカードを縮小したものを厚紙にまとめ、ペアの人数分用意する。
  • Round 5の初回(1年生Unit 1)では、Retellingのやり方と効果を、デモンストレーションも交えて丁寧に教える。
  • Retelling前に生徒は各自教科書を開いて内容を確認する。
  • 1分間、ペアでRetellingをさせる。ポイントは、元々会話文である教科書本文を、説明文風に再話させること。教科書の表現を取り入れながらも、生徒は自分の言葉で内容を語ることになる。全ラウンドで丸暗記していても、そのようにはいかない。一人持ち時間10~20秒でリテリングリレーも行う。
  • 教師のモデルよりも、生徒同士互いのRetellingから「あぁ、そういう風に言うこともできるのか!」、「え、そこに着目するの?」などと学ぶことが多い。 ピクチャーカードを縮小したもの

4.システムの利点

  • 「いつのまにか」ストーリーになじめる
  • 英語表現の定着:
    • 教科書本文を大量に聞く、音読する、書き写す
    • 常に実際の言語の使用場面と共に表現に触れる
  • 以上のことから、十分なintakeがあるので、Retellingをする際の負荷が少ない
    → 「言いたいことを英語でどう話すか?」に集中できる
  • システムの好循環が生まれる
    → 1年生:ただ楽しむ
    → 2・3年生:各ラウンドの目的や良さを知り、取り組みへの姿勢が変わる

5.帯活動のこだわり

  • 帯活動:毎時間20分、5ラウンドシステムの前に行う
  • 間違いを恐れないアウトプット体験(トピックを与えてペアトーク):
    • 「言いたいけど言えないことへの気づき」
      (いわゆる知的にハングリーになる状態を作る)
    • 既知の知識でなんとか伝えようとする態度
      → 後半(5ラウンド)でのインプット(教科書や級友の表現より)に好影響
  • ペアトークで相手を変えて何回も繰り返したトピックで、毎回3分間ライティングをさせる。質より量を意識させる。特に添削はしないものの、生徒の表現の正確さは次第に向上していく。
  • 初見の読み物への挑戦:
    • 教科書以外のトピック(例:ジャレマガの英文)を活用する
    • 生徒にとって新しい語彙・文型にも注目する
    • 教科書で学んだ表現を別の自然な文脈の中で再会させる
    • 読んだお話をネタにトークやライティングをすることもある

6.課題

  • 教師個人の授業中の気づき
  • 各ラウンドの役割を意識し、「今は」教えない
    → 「待つ」こと、「我慢すること」
  • 教員間での共有
  • 保護者の理解を得ること

7.高等学校での取組

  • 大学入試に向けて…
    • 量の保証(4技能すべてにおいて)
    • 知識の整理、文構成への気づき(中学ではそこまで触れない)
    • 英語運用能力の更なる向上
    • 大学入試に向けての技術
      → 指導のバランス(ラウンド指導と入試指導)と生徒のモチベーション

8.質疑応答

  • Q1:使用教科書は何か?
  • A1:COLUMBUS 21(光村図書)。登場人物が3年間一貫しており、物語がすべてつながっているので、繰り返し本文に触れる本システムに向いている。
  • Q2:生徒は同じ内容を繰り返して飽きないのか?
  • A2:飽きない。生徒は登場人物に愛着を持ち、楽しそうにやっている。1ラウンドして戻ってくるまでに1か月以上間が空いているため、ある程度ストーリーが抜けているところもポイント。また、1回目より、2回目以降の方が「そういうことだったのか」とだんだん理解が深まっていくのもいいようだ。序盤は聞くばかりなので、3ラウンド目で音読や筆写を行う際に、生徒は「待ってました」とばかりに一生懸命取り組む。
  • Q3:初期の定期試験はRound 1~2でやることになるが、試験や評価はどうしているのか?
  • A3:最初の試験はリスニングオンリー。試験内容は普段のラウンドでやっていることに連動させるよう心掛けている。そのため、試験ごとに評価の重みづけも異なる。
  • Q4:文法の説明や活動はどうしているのか?
  • A4:基本的にその都度取り上げることはしない。ただ、アウトプットする際に、多くの生徒が共通するミスを取り上げ、教科書の英文と比較させ、既習事項から文法を整理するコーナーを時折設ける。
  • Q5:教科書のレッスン間にある、インターミッション的活動(リスニング、リーディング、あるいは複合的なもの)はどうしているのか?
  • A5:基本的には飛ばしてしまう。Readingは後でいいタイミングがあれば前半の帯活動に使うこともある。
  • Q6:Retelling以外のアウトプットの機会や、音声面での正確さは?
  • A6:前半の帯活動や週1時間の高校教師&ALTの時間でカバーする。
  • Q7:家庭学習はどうさせているのか?
  • A7:初期はラウンドと連動させて音読を練習させている。1年生の初期よりラジオの基礎英語を勧めており、多くの生徒が3年間取り組んでいる。2年生より自学ノートを持たせ、日記を書かせることもある。
  • Q8:授業のクラスサイズはどうなっているのか?
  • A8:1・2年生 → 2クラス3展開(裏番組は数学)で26人クラス
     3年生 → 40人クラス

<参加者の感想>

  • 本当に今日は来てよかった!5roundシステムはもっととっつきにくくて高尚なものとばかり思っておりました。しかし、レディネスの作り方の丁寧なこと!これなら高校の困難校でもうまくもっていけば、機能しそうに思えました。さんざん回ってからのround5におけるretellingは、自分でやってみて鳥肌ものでした。ちまたで言っているretellingとは完全に別物でした。会話文を説明するという発想には脱帽です。大量にインプットしてふんわり分かり、できるようになるという力のつき方は多読三原則に則った多読の成果の出方にかなり似ているように感じました。良質な圧倒的ボリュームのインプットって大切なのですね。今日は本当にありがとうございました。
  • 5roundを少し取り入れて授業を少し改善していきたいと思いました。これができれば素晴らしいと思います。
  • 5round制に挑戦してみたいと思います。是非、理論化してほしいです。光村図書のコロンバスはストーリー性があるので、気に入っています。教科書を徹底的に使うことが効果的なのだと改めて感じました。Many a little makes a mickle.ですね。高校の段階で5roundの精神を踏襲している教員とそうでない教員に分かれるとお聞きし、おもしろいと思いました。実験群とコントロールグループに分けて長期研究をされるとよいと思いました、
  • 十分に耳と口を鍛えないと(聞いて)わかるはずがない、話せるようになるはずがないと常々思っているのですが、自分はそういう指導が十分にできていないことを感じています。また、生徒をハングリーにさせる英文を読みたい!書きたい!と思わせるしくみがすばらしいと思いました。南高附属での帯活動もとても興味があります。次回、或いは別の機会にそちらを知る機会があれば・・・と思います。梶ヶ谷先生のあたたかな雰囲気が印象的でした。
  • 私(達)がしてきた教え込む授業ではなく、たくさんの英語に接することをモットーにしてがまんしてがまんして最後に教えるという方法は、今回初めて知りました。生徒の意欲を中心に進んでいる授業実践に驚きました。
  • 従来の単元の組み立て方ではなく、技能面に着目して年間指導計画を立てられている一例を作り上げ、実際に6年間一貫して指導されてきた勇気と熱意に敬意・尊敬の念を表します。この一例が、日本の英語教育界に、「技能の習得を中心とした指導計画を立てよ」という大きなメッセージになると思います。自身の実践でも教科書教材に振り回されることなく、「生徒にこの技能を身につけさせたいからこれをやる」というスタンスで授業づくりをし、もっと勇気・気概を持ち続けていこうと改めて思いました。検定教科書が5ラウンド制とマッチしていないことを知りました。教科書そのものが従来の内容主義的なアプローチなのだと思いました。
  • 一学期に年越しそばをやるのはやはり違和感を感じます。1学期分、2学期分、3学期分と分け、5×3ラウンド制にしても面白いと思いました。
  • 中学1年生になると、地域によっては生徒の発達状況によって視覚の方が聴覚より優位にある子が数名います。1~2ヵ月間、聴覚情報中心の授業となると大変かと思いましたが、お見せいただいた模擬授業では、CDのリスニングだけでなく、やりとりを多用されていたので、リスニングとスピーキングのバランスを保てば可能性があるやり方だと思いました。
  • リスニング、スピーキング中心のインプット量を1学期に増加させるのは賛成します。音声情報に限定すれば、情報量が半分になると思われます。ただ、再現方法が話すのみなので、教師が何をもって評定すればよいか、基準が必要かと思いました。リスニングテストなのか、スピーキングテストなのか、授業で扱う技能に正対したものだと、他校の実践でも導入しやすいと思いました。
  • 私は高校なので、直接導入するまでには多くの課題がありますが、【1つの技能に特化した期間を設ける】という考え方を知りました。書籍を通してご実践を存じ上げていたつもりですが、梶ヶ谷先生のご発表から、決して1つの技能だけ練習しているのではないことを学ぶことができました。
  • おそらく、やることが明確で、楽しい活動だから生徒は積極的に先生の授業を聴き、「宗教」のように見えてしまうのかも知れません。そう見えるのは、「授業が面白いからなのかな」と思いました。
  • 教科書をColumbusにしている理由など、細かい情報から中一5ラウンドがそう組み立てられているのかと分かりました。
  • ラウンド式についてはけっこう知っていましたが、更に理解が深まりました。ありがとうございました。やはり知っていることを自分の言葉で言えるというのはとてもよい練習だと思い、私もretelling(自分のことばで)までもっていくことを目標にしています。未だに英語は日本語で説明してこそわかるという発想の教員や授業が多く見られる中、英語をたくさん使い、練習するのだから、こちらの方がより力がつくのは当然だと感じます。今後とも、アイデアのシェアをよろしくおねがいします。
  • レポート、有難うございました。レポート以外のところですけれど、それぞれの人の自己紹介が長すぎて質問の時間が短いように感じました。また、質問は個人で質問できるのはよかったと思いました。隣の人と話し合ってから質問するのはやりにくいと個人的には思っています。このまま個人で質問できるようにして欲しいと思います。よろしくお願いします。本日は有難うございました。
  • とてもすばらしい授業実践です。その中で、教科書の閉本活動が8月頃まで続き、その後開本活動の音読→スピーキング→ライティングと進めていくということを伺いました。まさに、「言葉を習得する」王道を実践されていることにおいて驚きをもって感動しました。
  • 授業での生徒の動かし方が参考になりました。
  • ラチもないおしゃべり活動はほどほどにして時間を浮かせ、世界のタフな現実に向けて授業を組み立ててきました。私自身のラチもないおしゃべり活動への生徒の参加意欲は高く、ノリノリで参加していたと言っていいと思いますが、今回、5ラウンドによる授業を拝見し、その磨きに磨かれたおしゃべりに目を見張りました。こっちの方がはるかに上だ! ただ、疑問に感じたことが一つ。先生の授業はどこに向かおうとしているでしょう。会社利益のためのグローバル人材の育成なのでしょうか。それとも、本当の意味でのグローバルな人間の育成なのでしょうか。以下の言葉があります。「日本の英語教育で育った日本の若者たち、他の国の若者たちとまともな会話は決してできないにちがいない。発音とか言いまわしの問題ではない。今日、ちょっとまともにしゃべれば(つまり、「日本についてどう思いますか」、「いい国です。みんなゆたかで幸福で」というようなラチもないおしゃべりでなかったなら、という意味だ)、たちどころに「抑圧」「差別」「搾取」「解放」「革命」「帝国主義」「社会主義」というようなことばが出現して来るのにことは決まっている。「抑圧」を憤るにしろ、あるいは、その事実をなんのかんのと言い逃れようとするにしろ、そういうことばは口から出て来ることだろう。前者が「第三世界」の若者が言うことばで後者が「先進国」の若者が口に出すことばだとしてみてもよい。どちらにせよ、この世界にはこうしたことばと、ことばが言い表そうとする現実が存在しているのだが、およそそんなふうな世界のありようとまったくかかわりあいのないかたちで日本の若者たちは生きてもいれば、彼らの学ぶ英語の教科書もつくられて来ているようだ。(小田実 1989)」 5ラウンドで培われた見事なおしゃべりは、おそらく上の言葉に応えることのできるものに転化しうる可能性をはらんでいるような気がします。南高3年になったくらいからかな。梶ヶ谷先生、南高に異動されることを強くお勧めします。それは、明日の日本の英語教育のためです。かなり大上段ですが、本当にそう思っているので仕方がありません。





●日時: 2017年12月9日(土) 午後3:30~7:00
3:20 ~ 受付開始
3:30 ~ 5:00 中学校・高校レポート① [担当:関口]
5:00 ~ 5:15 休憩
5:15 ~ 6:45 中学校・高校レポート② [担当:関口]
6:45 ~ 7:00 アンケート記入・事務連絡
●会場: 大倉山記念館 ストリートビューの表示 第1集会室 (Tel. 045-544-1881)
(東急東横線「大倉山」下車徒歩5分 改札口を右に出て右折、急坂上る)

●会場費: 500円(支部会員200円 学生200円)
[当日会員登録(年会費2,000円)で割引適用]
●お問い 
合わせ:
萩原一郎 クリックするとメーラが開きます。
●中学校・高校実践
報告:
「横浜5ラウンドシステム6年間の実践を通して」
梶ヶ谷 朋恵さん(横浜市立南高等学校附属中学校)
レポーターから:
開校当時に、西村秀之先生の発案からスタートした南高校附属中学校での5ラウンドシステムも、後から仲間に加わった若い教員と共に実践を積み重ね、6年目を迎えました。生徒の4技能の英語運用力を伸ばして、自分の言葉で語れる生徒を育てることを目標に頑張っています。今回は横浜5ラウンドシステムを実際に体験していただきながら、できるだけ詳しくご紹介したいと思います。

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(2017年12月1日掲載/2018年3月5日更新)