■ 神奈川新英研11月例会
2016年11月
■ 近況、最近取り組んでいること
- 多読、アクティブラーニング
- 小学校教育としての外国語活動の在り方、授業作り
■ 最近うまくいかないこと、悩んでいること
- 校務が多く、教材研究やALTとの打合せ、同僚との情報共有の時間がとれないこと
- 限られた時間(50分間)の中でいかに子どもたちの思考や活動の時間を最大化できるか。
- この数年で教員の年齢層がぐっと若くなり、20代~30代のハイペースなやり方に50代がついていくのは大変です。「ゆるやかなチームプレイ」も必要だと感じています。
- 横のつながりが作りづらい(現場で、地区で…同じように研究している仲間との連携が取れない)
●小学校実践報告:「小学校教育としての外国語活動実践の工夫」
成田潤也さん(厚木市立厚木第二小学校)
レポーターから
- 小学校における英語教育についての実践・研究は、教育界だけでなく、広く一般からも注目を集めている。しかし、そのほとんどで、「英語をいかに小学校に導入するか」という点が強調されている傾向にある。「こんな方法で教えたら児童が楽しんだ」「こんな教材を使ったら児童が英語を覚えた」というように、方法論ばかりが先行していて、「英語教育を取り入れたら、小学校教育がこれだけ豊かになった」という視点での議論が少ない。小学校教育は、英語教育の下請けであるべきなのか。小学校教育として英語教育を取り入れていくための視点について、自らの実践を持って論じたい。
1.小学校外国語活動は、何のために必要か。
- 見渡せば、小学校外国語活動で行われていることは、与えられた会話台本の数語を入れ替える式の引用ゲーム(柳瀬陽介・広島大学)ばかりである。
- 指導要領には、「…音声や基本的な表現の習得に偏重して指導したり、「聞くことができること」や「話すことができること」などのスキル向上のみを目標とした指導が行われたりすることは、本来の外国語活動の目標とは合致しない」(解説より抜粋)とあるが、現場はこのことと完全に乖離している。
- 小学校教師は、外国語活動でどんな子どもを育てるべきか。
小学校で英語はただのおまけ要素ではない。小学校教育で英語を取り入れる「価値」は何なのかと考えるとき、単にスキル習得を目的としない教科横断型の活動(CLIL/内容言語統合型学習)こそが小学校教員が本領を発揮できる分野である。
2.英語でなくてもいいのでは? 英語至上主義になっていないか?
- 「聞いて分かる」ためには、ある程度の手がかりが必要である。この点、日常的に日本語に浸透している外来語としての英語は重宝だ。
- 振り返りカードは書かせるべきか? その内容は?
書かせるべきである。生徒が書いた文章からその後の授業への方向性が見つけることができる。
3.ALTはどう活用すればいいか? 打ち合わせの時間がない!
- ALTの「人となり」に触れられる時間を確保するとともに、役割を定型化する。
5分…ALTによるSmall Talk
15分…Hi, Friendsの指定ページをALTのやりたいように
25分…担任がメインで
4.特別支援教育の視点から
- 引用ゲーム中心の授業で、児童にとって必要性の乏しい言葉をいくら強要しても不毛である。
5.今後に期待したいこと
- 子どもにおもねる授業であってはならない。
- ①「引用ゲーム」に「待った!」と叫ぶ。
- ②小学校教育を豊かにするような授業を開発していく。
- ③英語を他教科と同じレベルで考える。
- ④現場の教師のつながりを作る。
<参加者の感想>
- お話を聞いて、元気とやる気が出ました。ありがとうございます!自分も子どもたちにとって成田先生のような存在でありたいと思います。
- 引用ゲーム(スキル先行)→知的な学びを楽しみ、伝えたい想いを持ち、それを表現する助けをすること…もっともっと自分の授業でもやっていきたいと思います。
- ALTの役割の定型化は目からウロコでした。高校でも小学校と似た状況ですが、お話いただいたやり方なら、「自分でもできる!」と思えました。早速やってみます。
- お若くてすばらしい先生だなということを感じながら、お話を伺っていました。「小学校教師とは何か」という中で、ある保護者から「音大を出ていないのに、音楽を教えていいんですか」という質問があがったことがあったという話を紹介していただきました。今日ならそのような質問があってもおかしくないと思いつつ、自分だったらどう答えようかと一瞬、感じました。しかし、成田先生は立派です。お若くて小学校教師の使命まで考えられて子どもたちと接していられる。成田先生みたいな小学校の教師が一人でも出てくれることを期待し、成田先生にエールを送りたい気持ちをいだきました。また、どこかでお会いし、お話できることを希望しています。ありがとうございました。
- 成田先生の小学校の実践にはなるほどと思いつつ、発想や知識の点でも学ぶことがたくさんありました。
- 発表者です。中高の先生方の研究会への飛び入り参加で、かなりアウェイな状態での発表でしたが、好意的に受け入れていただき安心しました。小・中・高・大…と連なる英語教育の「根」となれるような、それでいて小学校教育にとけ込むような、小学校外国語活動の実践を広めていきたいと思います。今回のような機会をいただき、感謝しております。ありがとうございました。
●高校実践報告:「チームで取り組んだ『コミュニケーション英語』授業づくり」
葛巻真希雄さん(大東学園高校)
1. レポーターから
- 高校「コミュニケーション英語」3年間の試行錯誤と模索の軌跡を振り返り、「音声中心の授業」「協同的な学び」「同僚性」などの視点から考察します。今年度の全国大会・第6分科会での発表をベースに、そこでの議論も合わせて紹介します。
自己紹介
- 2006年から 大東学園高校に勤務、英語科
- 2010~2011年度 東和会(=PTA)担当主任・三者協事務局長
- 2015年度から 協同的な学び推進委員会委員、校長選考委員会委員
- 現在(2016年度) 教務部研修担当副主任・英語科主任
- 教育科学研究会学校部会(学校づくり分科会)世話人、新英語教育研究会会員、詩誌『詩人会議』会員
*資料④:「チームで取り組んだ授業づくり」(『新英語教育』2016年1月号より)
1.高校の概要
(1)沿革:三者の協同につながる2つの「原点」
- 1932年 守屋東が世田谷区玉川上野毛に大東学園の前身「クリュッペルハイム東星学園」を創設
- 1948年 学制改革により大東高等女学校を大東学園中学・高等学校とする
- 1968年 創立者の息子による校地売却に伴う廃校の危機からの再建闘争
- 1981年 世田谷区船橋の希望ヶ丘に新校舎建設 移転
- 1991年 理事長校長の専横に対する学園民主化闘争
- 1996年 完全学校5日制を実施 総合科目導入など新カリキュラム実施
- 2001年 高校に福祉コースを開設
- 2003年 男女共学実施 新総合「未来を拓く」を開始 三者協議会発足
- 2012年 学園創立80周年
(2)現在の教育目標と方針
- 教育目標:人間の尊厳を大切にする
- 方針:①三者の協同による「開かれた学校づくり」
②「協同的な学び」の推進による授業改革
*資料①:「大東学園における協同的な学びについて」(2015年度公開研究会報告集より抜粋)
(3)大東学園はこんな学校? 2016年卒業文集から抜粋
- 最初から失礼なことだと思いますが、この大東学園に入学して授業して思ったことは、レベルが低いなと思いました。高二から塾に通い始めましたが、塾の友だちの高校の授業の話を聞くと、自分の高校のレベルが低いことがわかりました。でも、一つ気付いたことがありました。他の高校は受験のための授業をやっているのに対して大東学園は人間のあり方の勉強をしていることに気付きました。たとえば、人種、差別、性、などまだまだあります。ぼくはその時、初めて大東学園の生徒として大きな誇りを持ちました。受験の勉強は自分でやってしまえばなんとかなるけど、人間のあり方の学習はなかなか学習する機会がありません。人間のあり方を教えてくれた先生たち、入学させてくれた親にすごく感謝しています。
- 僕の通っていた中学では勉強をすることが当たり前で、みんなが必死に取り組んでいました。そんな人たちと比較され、プレッシャーに感じていたこともあり、まともに勉強せずにこれまで来てしまいました。そして、そのままの気持ちで高校に入学しました。しかし、大東学園に入ることで僕を取り巻く環境が一変しました。この高校では勉強をしないことが当たり前で、真面目に勉強する人たちは白い目で見られる傾向にあります。僕は当然、そのような雰囲気に流されそうになりました。でも、ふと感じたのです。このまま何もせず、ただ先も見ず、高校生活を送ることに意味なんてあるのかと。ただでさえ、高校受験で努力もしなかった人間が、このままではいけない、このまま周りの人たちの体たらくっぷりに合わせてはいけないと思い、勉強に励みました。そして、僕は高校3年間それなりの成績を残すことができました。それは紛れもなくこの高校の緩い生徒、緩い雰囲気のおかげであり、それを反面教師として頑張れました。
2.現カリキュラム導入以前の状況(2013年度まで)
(1)学校全体
- 典型的な「生活指導型」の学校:もっと以前は50分間座っていられない、アルファベットが読めない、など、普通の授業が成立しない「教育困難校」。共学化10年を経てだいぶ落ち着いてきたとはいうものの、いったんコトが起こると「授業どころではない」の日常。
- 社会や若者を取り巻く問題:以前に比べて表面的には授業が成立、でも水面下では…
ケータイ・スマホ依存、人間関係上のトラブル、自己肯定感の欠如、学びの否定、さらには貧困など
(2)英語科
- 旧課程「オーラル・コミュニケーション」(英会話)の先駆的な取り組み:クラスを半分に分けた少人数授業、4人のALTとのTT(2回に1回)、アメリカの語学テキスト、週1回英語でミーティング(時間割内に保障)
- 対照的な旧課程「英語Ⅰ・Ⅱ」:検定教科書(大判)本文の逐語訳と文法解説、伝統的な「チョーク&トーク」の授業、板書とノート写し、新出単語は何度も書いて覚える(単語プリント)、ペーパーテスト(統一テスト)
- 教科会:講師を含めると20人弱、意思決定が苦手(いつも意見が割れる)、研究熱心だが内弁慶な職人集団(夏と冬に自主的な1日研修)
(3)私自身の状況
- 中途採用の新米教師として:クラス担任、総合授業(未来を拓く、性と生、平和、人権)、英検・進路指導、保護者協同(東和会活動)、私学助成署名運動など
- 中堅の壁:分掌主任、三者協事務局長、組合書記長を兼務してオーバーワーク、過労死寸前
- 再生の途:クリニック通院、教師の原点は「教科」、再び1学年担任に(2013年度)
3.コミュニケーション英語3年間の軌跡
(1)スタート:いきなり突入
- チームCEⅠの結成:「英語で授業ってなに?」から始まった専任5人のチームで突入
週1回の自主的なミーティングを継続→「英語の先生たちはいつも集まる場所や時間を大声で確かめ合っていた」(学年の先生の弁) - 2つの方針:ほとんど何の理論的根拠もなく、半ば本能的に「全ての授業を4人1組のグループ学習で」「授業はAlmost Englishで」(All Englishには怖気づいた)
- 実践:全レッスンで共通プリント、チャンクシートで和訳先渡し、日本語を全く書かせない定期試験、レッスン全体の「英語シナリオ」づくり(これはさすがに途中で挫折したけれど)
(2)夏の転機:このままではいけない…
- 危機感:(生徒は)何をやるのかわからない、力の差に気づき始めた(どうせオレなんか…)、毎回机動かすのが面倒、飽きてきた。(一方教員は)とにかく疲れる、無理がある、どうしていいかわからない、だんだん怒り調子になっていった、など。
- 打開のために相談して実行したこと:
外へ出た:新英研全国大会(札幌)に4人、ELECに2人など
本を読んだ:江利川春雄『協同学習を取り入れた英語授業のすすめ』、杉江修治『協同学習入門』など
じっくり話し合った:チームで中間総括をまとめ、教科全体で討議した - そしてわかったこと:「英語で授業を」と「協同学習」を別々に考えていくという視点
英語で授業:教師が英語を、ではなく生徒が英語を使う授業
協同学習:グループ、ペアなど課題に応じた柔軟な形態(一斉授業も否定しない) - 方針の軌道修正:「音読中心の授業づくり」と「課題に応じた協同学習」(グループ学習ありきではない)
(3)1年目後半:「しっぽはつかんだ」まで
- 経過:体当たりの1学期→夏の転機(軌道修正)→新しい方針に基づいた実践(試行錯誤)→ほぼ一定の形ができた2学期→冬の中間総括を再度教科全体で(ベテラン教師「しっぽはつかんだね」)→個々の実践で確信を深めた3学期(最後に思い切ってマララ国連演説を扱った)→年度末の総括を三度教科全体で(確信と課題整理)
年度末の総括から抜粋(2014年3月)
到達点
- 1年間の実践によって、いくつもの貴重な「気づき」が得られた。手法も内容もまだ完成には程遠いが、時代にも今の生徒にもふさわしい、新しい授業をつくっていく改革の端緒となった。
- 改革に何が必要か、も1年間の実践によって実感としてわかってきた。教師の力量と技能の向上(研鑽)、入念な準備、意識改革、協同性。
- 自分たちが受けてきた英語教育や自分たちがこれまで実践してきた授業を反省的に見つめ(省察の視点の獲得)、それらと対比的に新しい形の授業を構想できるようになった。従来の授業にあった「教師の権力性」、知の絶対的な優位、「教えてあげる」行為の麻薬的な快感、それらに対して例えば、教師はしゃべらない、黒板に書かない、説明しない、生徒に大きな声を出すことを求めない、正確さを要求しない、それでどんな授業が成り立つのか。
- 自分たちが変わることによって、生徒たちも変わってきたことが見えてきた。ただ「教えられている」だけでなく、自分から「学びたい」と思い、学ぼうとしている姿が随所で見られた。
- 教科書にこだわりすぎていた(テストに出すため)。独自の教材を扱う授業はやはり面白い。一方で、「自分たちが本当に伝えたいこと」の合意は実は難しい。望まれるのは「世界の今」をダイレクトに伝える教材ではないか。そこに「英語を学ぶこと」の意味も提示されている。「教材の力」とは結局は、教材を探して加工する教師の姿勢のこと。
- まだまだ入り口。わかったというよりも気づいた段階。これからどう深め、身につけ、アクティブな授業をつくっていくか。
- 音読から始まって4技能(話す、聞く、読む、書く)の包括的な習得につなげていく道筋。思考の道具として機能させるための高度な運用につなげていくきっかけ。
- オーラル/英会話との統合・再編を軸にした英語科全体の教科教育課程づくり。
- 学校全体の授業改革への主体的な貢献。
(4)2年目以降:チャレンジの連続
- チーム編成:3人が3年間持ち上がってチームの核に
- 教科書を離れた自主教材による授業:「平和と民主主義」の探求
Heart of Okinawa(2年2学期前半):チャンク分けとチャンク訳(音声中心の読みから内容把握へのステップアップ)、要約文・授業プリントづくり、20分間の「ミニ授業」、スケジュールの自己管理と課題の自己評価、ミニ授業の相互評価など
「不思議の国のアリスとドラえもん」(2年3学期前半):単語調べ、本文読解(対訳穴埋め、Q&A)、グループリーディングなど(中村敬他『「英語教育神話」の解体』(三元社)から「常識をひっくり返す」の項)
キング牧師のワシントン演説「I Have a Dream」(2年3学期後半):背景解説、対訳穴埋め、グループで暗唱
チャップリン『独裁者』(3年2学期後半):後述
シルヴァスタイン「大きな木とBIG Oの物語」(3年3学期) - 協同学習の工夫:音読練習、内容把握、グループでの暗唱や発表、ほかにセンテンスビルディングゲームなど
(5)3年目の点描その1:公開研究会(2015年9月)
- 3年G組コミュニケーション英語Ⅱ、授業者は葛巻、助言者は根岸恒雄先生
資料②:授業デザイン、授業者の感想、助言者のコメント、実際の授業の様子(映像)
- 授業の紹介(公開研リーフから):教科書終盤の単元「甘いチョコレートの苦い現実」、その3回目の授業です。ペアワークやグループワークによる音読の練習と、ワークシートを用いた本文の内容理解を通して、英文の内容に迫ります。西アフリカの子どもたちが置かれている状況を理解し、いわゆる「フェアトレード」について(できればその是非も含めて)考えを深められる機会にしたいと思っています。
- 「みんな集中して取り組めていたと思います。色々な教員がいる中、落ち着いてできました。久々にクラスがひとつになったような感じがしました。」(生徒)
- 「今、子どもたちが受けている授業と自分たち親が受けてきた授業とは、大きく異なっていますね。あまり文法にこだわらず、そして内容も細かく単語を追っているのではなく、わかる単語から大雑把に意味をとらえていくやり方は、昔のように「英語=とっつきづらい・むずかしい・わからない」という垣根を低くしてくれるのかなと思いました。」(保護者)
- 「終わりのチャイムが鳴った後の「オレ英語わかっちゃった」という男子生徒の発言が印象的でした。今日を終えて感じるのは「一人残らず質の高い学びを」や「ジャンプの課題」にとらわれ過ぎるのもどうかということです。そこまでいかなくても、全員に(必ずしも質は高くなくても)学びのきっかけやしかけを用意するだけで、上述の男子生徒のように授業で輝く瞬間は誰にでも訪れるのだなと思いました。大東をもっと良くしていくには、授業をどう変えていくかにかかっていると思います。」(大東教員)
(6)3年目の点描その2:チャップリン『独裁者』(2015年10~11月)
- 3年間のまとめとして:「平和と民主主義を考える」
- 授業の構成:背景知識、資料文の英文読解、演説全文の読解(日本語で)、演説のグループ朗読
- 教科横断的な学び:世界史との連携(第二次世界大戦とホロコースト)
資料③:シラバス、ティーチングプラン、ワークシート(授業プリント)
■参加者の感想
- 使っているテキスト(All Aboard!やHeart of Okinawa)も、生徒のレベルもとっても近く、共感するところが多々ありました。
- 私は英語科でのチームプレーにうまく取り組めておらず、ほぼ個人プレーになってしまっています。まさに自分にとっての課題がテーマとなっており、とても勉強になりました。
- 授業ビデオを見せていただいた時、授業がこの後どうなるのだろうかと思いました。しかし教師の指示、指導に沿い、授業展開が行われていました。ひとえに教師集団、同僚の協力があってのことと思い、見させていただきました。葛巻先生の血のにじむようなご努力に手を合わせたい気分です。ありがとうございました。
- 誰と組んでもある程度の水準を保てるような「ゆるやかなチームプレイ」と個々の裁量や思いを押しつぶさないような態勢も必要だと思いました。
- ペアワークやグループワークをいろいろ組み合わせて活動させてみようと思いました。
- 次の機会には、導入以外のビデオも是非見せて下さい。
- 教員の同僚性の話が興味深かったです。情報を共有し、協力するとは、よい教育のために大切ですね。
- お招きありがとうございました。公立・私立のちがいや校種のちがい、地域性もあるかと思いますが、考えなければならない課題やめざしているものには共通なるところが多いと改めて気づきました。新英研のみなさんとは、今後ともいろいろな場面でご一緒させていただくのを楽しみにしています。
- 中高は、学校によって学びの実態(生徒の実態)が違うので、ある水準から見て、実践の良し悪しを見定めるのは難しい。「過去の実状」と「現状の実状」が目指した観点において改善向上していれば、その実践は評価できると考えます。その点で、今回の大東学園の実践は、生徒・教師 双方の変容が見られてるので、大変すばらしい取り組みだと感じました。「教材の力」とは結局は、教材を探して加工する教師の姿勢のこと・・・という一文が、強く印象に残った。小学校においても、授業作りの基本となる姿勢であると思います。こうした取り組みの延長上に「俺 英語わかっちゃった」と実感できる生徒がどんどん増えるといいですね。
●日時: |
2016年11月12日(土) 午後3:30~7:00 3:20 ~ 受付開始 3:30 ~ 5:00 小学校レポート[担当:日比] 5:00 ~ 5:15 休憩 5:15 ~ 6:45 高校レポート[担当:萩原] 6:45 ~ 7:00 アンケート記入・事務連絡 |
●会場: |
大倉山記念館 第1集会室 (Tel. 045-544-1881) (東急東横線「大倉山」下車徒歩5分 改札口を右に出て右折、急坂上る) |
●小学校 実践報告: |
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●高校 実践報告: |
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●会場費: | 500円(支部会員200円 学生200円) [当日会員登録(年会費2,000円)で割引適用] |
●問い合わせ: | 萩原一郎 |
★次回以降の例会予定:神奈川新英研HP
- ■12月例会 12月10日(土) 大倉山記念館 第1集会室
- ●中学実践報告:高草木直子さん
「佐々木禎子さんの物語『つるに乗って』の英語版を協同でとりくむ」
●中学実践報告:大澤美穂子さん
「中学生に伝えたかったこと―言語活動・言語材料・題材を通して―」 - ■2017年2月例会 2月18日(土)
- ●高校実践報告(前半):吉田 友樹さん
「協同学習の実践と効果ー英語嫌いと向き合い、スローラーナーに寄り添う」
●中学実践報告(後半):山地 希実さん
「4技能を取り入れて、基礎基本の定着を図る」
(2016年11月7日掲載/11月28日更新)