■ 神奈川新英研6月例会

2014年6月
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近況,最近取り組んでいること

授業でうまくいかないこと、悩んでいることなど

神奈川新英研事務局への意見



中学実践報告:「ICT機器活用の可能性と今後の課題」

直井 孝太郎さん(大和市立下福田中学校)

1. はじめに

2. 授業

3. まとめ

<参加者の感想>



高校実践報告:「絵本を通しての、児童・生徒・学生・大人への心理療法の効果」

山西敏博さん(国立小山工業高等専門学校准教授)

1. はじめに

2. 絵本セラピー

3. 実践の紹介

  1. 『りんごをたべたいねずみくん』(作:ながえよしを 絵:上野紀子)を使って
    • この絵本のあらすじ:上にあるリンゴをたべたいと見ていた。鳥が来てリンゴをつついた。ねずみは飛ぼうとしたができなかった。サルが来て、木に登りリンゴをたべた。ねずみは木登りに挑戦したができなかった。ゾウがきて長い鼻でリンゴをとった。ねずみは鼻を長くしようとしたができなかった。キリンがきて長い首でリンゴをとった。ねずみは首を伸ばそうとしたができなかった。カンガルーがきてジャンプしてリンゴをとった。ねずみはジャンプしたがリンゴに届かなかった。サイがきて強い力で木をゆすりリンゴをとった。ねずみは木に突進したがリンゴは落ちてこなかった。アシカがきたときねずみが言った。「君は飛んだり、木に登ったり、木をゆすったりしてリンゴとることができるかい?」 アシカはこう答えた。「いいやそのどれもできないよ。でも君を木の上に登らせることはできるよ。」
    • この絵本を英語でこどもに読み聞かせると、子どもはそれぞれの動物の行動を容易に理解できる。また個性の大切さやチームワークで不可能が可能になることなどを学ぶことができるかもしれない。
  2. 言葉を言い換えて元気にする等
    • 「疲れた」と人が言うと、周りの人も疲れた気分が蔓延する。だから「疲れた」という代わりに「充実している」と言い換えて言うことにしている。(うつ病 → 宇宙病)(トラウマ →シマウマ)(アレルギー → エネルギー)
    • 「天国言葉」の復唱をしよう:「ありがとう」「感謝します」「ついてる、ついてる!」「ごめんなさい」
  3. あなたが言われたいほめ言葉(元気になるほめ言葉)
    • ペアワークで以下のようなほめ言葉を考えて相手に言う。相手のいいところを探し。言葉にする。You are always smiling. / You walk so fast. / You come to school so early every day.
  4. あなたはできる Yes, You Can! 「みんかちがって、みんないい」 人はそれぞれ個性があるからいい。
    • I can't remember the names of people ← But you can keep promises..
    • I can't swim well. ←  But you can run so far.
  5. 英字新聞、日本の新聞を使って、様々な社会問題も和訳だけでなく発表までさせて幅広い学習を
    • 歴史、国際問題、科学、芸能、政治、スポーツなど多様な記事を紹介して、発表することで、学生が自分から調べる習慣ができるようにしたいとのこと。高専ならではのプレゼンテーションがパワーポイントを使って行われていたり、互いに質問して内容理解を深める授業にも取り組んでいる。

4. まとめ

<参加者の感想>

●日時: 2014年6月14日(土)午後3:30~7:00

2:30 ~ 会員総会
3:20 ~ 受付開始
3:30 ~ 5:00 高校レポート [担当:萩原]
5:00 ~ 5:15 休憩
5:15 ~ 6:45 中学レポート [担当:日比]
6:45 ~ 7:00 アンケート記入・事務連絡
●会場: 大倉山記念館 第1集会室 (Tel. 045-544-1881)
(東急東横線「大倉山」下車 徒歩5分
改札口を右に出て右折、急坂上る)

より大きな地図で 大倉山記念館までのルート を表示
●会場費:500円(支部会員200円 学生200円)
[当日会員登録(年会費2000円)で割引適用]
●高校実践報告: 「【絵本セラピー】にみる「絵本」から学ぶ、児童・生徒・学生・ 大人への【癒しの効果】ー 認知心理学と英語教育との融合からの実践 ―」
山西敏博さん(国立小山工業高等専門学校准教授)
レポーターから:
 小学校4年生や中学1年生からでもできる実践編です^^。
そして、大人の方までも幅広くお伝えすることができます。子供にとっては情操教育の一環となる、絵本の「読み聞かせ」。それと英語教育、大脳生理学、そして認知心理学とを融合させた、心があったかくなって癒される実践、それが【絵本セラピー】です。「絵本」を通じて英語も心理学も、両方モノにしちゃいましょう^0^ 皆さま、お誘いあわせの上、お越しくださいませ^^。【絵本セラピスト・「7つの習慣J」Facilitator・教育コーチング】有資格者の山西敏博がお話をさせて頂きます。
●中学実践報告: 「ICT機器活用の可能性と今後の課題」
直井 孝太郎さん(大和市立下福田中学校)
レポーターから:
 ICT機器を今どのように活用しているか、またICT機器を使う上での留意点などに触れたいと思います。授業の中でどのようにICT機器を効果的に活用できるか意見交換の場にしたいと思います。よろしくお願いします。
●お問い合わせ: 萩原一郎 クリックするとメーラが開きます。

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(2014年6月4日掲載/7月2日更新)