■ 神奈川新英研4月例会

2014年4月
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●近況,最近取り組んでいること

●授業でうまくいかないこと、悩んでいることなど


●神奈川新英研事務局への意見


中学実践報告:「2年生の授業を2年連続でやってみて」

大柿 未来さん(平塚市立山城中学校)

 昨年度まで勤務していた平塚市立山城中学校での2年生少人数授業についての報告でした。


1.はじめに


2. 授業


3. 協議

 上記ワークシート及び、導入で使ったピクチャーカードや教具について協議があり、以下が指摘されました。


4. レポーターの課題と質問


5.参加者の感想


高校実践報告:「初任1年目を終え、2年目に向けて」

岡 美樹さん(県立城郷高校)

1.はじめに


2.報告

(1)初任者として1年目で学んだこと・・・(初任研担当は萩原さんでした。)

  1. ①初任研の先生から言われたことは3つ
    • 自分の「授業ノート」を作る。
    • 高校の時に教えられたように教えてはいけない。
    • 生徒が「分かる授業」をめざしてほしい。(100%と欲張らずに6~7割の生徒がわかればよい)
    ○授業開きから始めの頃に気を付けたこと
    • 授業規律は明確にする(机上にケータイなど必要のないものは置かない。飲食、ガム厳禁など)
    • 授業規律がしっかりしていないと、どんなに工夫しても良い授業はできない。
    • 授業が始まったばかりの頃は、とにかくゆっくり、丁寧に教える。
      英語が苦手な生徒にも「苦手でもまた頑張ろう」という気持ちで接する。
    • 予習や復習の家庭学習を授業中に一緒にやって見せる。
      辞書引きなど今までやっていない生徒もいるから、予習の仕方も知らない生徒が多い。
  2. ②長期的な教材研究を続けること(中学の学習歴を知る、今後の教材を見通しておく)
    • 1回で定着させようとしないでよい。
      履歴から既習事項と新出事項を知ることが大事。
  3. ③ 年間の授業で気を付けたこと
    • 1回の授業でのポイントを絞る。全部を定着させようとしない。
    • 説明はなるべく短く(長い説明で生徒が理解するとは限らない、むしろ逆になることも)
    • 授業の終わりに英語が残るように。
    • 発問にバリエーションを(プリントに書いてあること=誰でもわかること、文脈から解釈できること=やや難しいもの)
    • オーラルイントロダクションを入れる。
    • 音読を多く取り入れる。
    • ペアワーク、バズリーディング時の机間指導
  4. ④オーラルイントロダクション(以下は授業の振り返りでまなんだこと)
    • 最初は何を言えばよいのかわからなかったが、自分で教材を読みこなし、背景知識などを調べていくうちに、だんだんとやり方がわかってきた(授業ノートにはびっしり原稿が残り、また書き直した部分があり、次第に自分のものした経過がうかがえた))
    • 教師が一方的に話すのではなく、生徒にキーワードなどを言わせるとよい。
      質問を用意して「全体に→個人に→また全体に」など生徒も巻き込むとよい。
    • 本文がわかりにくいものほど、オーラルイントロダクションでは易しく噛み砕くとよい。
  5. ⑤音読、Retelling
    • なぜ生徒の声が出ないのか、理由を考えて、やり方を修正する。
      単語の発音、アクセントも生徒の声が出ないときは、もう一度確認しよう。
    • コメントを入れながら声を出させよう。
    • retellingをペアやグループでさせたが、次第に良くなってきた。
  6. ⑥説明、板書
    • くどくならない説明にし、活動に時間をかけよう。
    • 指示はなるべく英語を使おう。
    • 「わかりやすく説明する」イコール「生徒が理解する」ではない。
    • ほめるときは恥ずかしがらずに大げさにでもほめよう。
    • 机間指導では目線を生徒と同じにして確認するとよい。
    • 板書は一度書いたものは消さないように。板書、発問、その他の構成を考える。
    • 最後に英語が残っていないと生徒の力は伸びない

(2)まとめと2年目の課題


3.参加者の感想





●日時: 2014年4月19日(土) 午後3:30~7:00

3:20 ~ 受付開始
3:30 ~ 5:00 中学レポート [担当:棚谷]
5:00 ~ 5:15 休憩
5:15 ~ 6:45 高校レポート [担当:萩原]
6:45 ~ 7:00 アンケート記入・事務連絡
●会場: 大倉山記念館 第4集会室 (Tel. 045-544-1881)
(東急東横線「大倉山」下車 徒歩5分
改札口を右に出て右折、急坂上る)

より大きな地図で 大倉山記念館までのルート を表示
●会場費:500円(支部会員200円 学生200円)
[当日会員登録(年会費2000円)で割引適用]
●中学実践報告: 「2年生の授業を2年連続でやってみて」
大柿 未来さん(平塚市立山城中学校)
レポーターから:
 1回目で感じた課題をクリアしようと努力した1年。新たな課題に ぶつかりました。
●高校実践報告: 「初任1年目を終え、2年目に向けて」
岡 美樹さん(県立城郷高校)
レポーターから:
 初任者として1年間で学んだことや2年目に向けての課題について お話ししたいと思います。

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(2014年4月14日掲載/6月4日更新)