■ 神奈川新英研4月例会
2013年4月
2013年4月20日 参加者12名
●近況,最近取り組んでいること
- 実践集を一冊、書きたいと思っているんだが…。
- テンプル大学院で卒業までがんばる。
- 生徒に読みを教える(phonics)。
- 他の先生の授業を見学したり、土曜日の研究会に出席し、自分の授業を工夫する。
- 新しい職場なので信頼を職員からかちとり、テキストの内容理解、その上での構想を練っている。
- 月から木まで自転車、金はマイカー通勤で2校に勤務しています。箸、カップ、エプロン、上靴など両校に用意し、慣れつつあります。
●授業でうまくいかず悩んでいることなど
- 欠席する人への連絡方法とか…。
- どうやって「~しなければならない」「ここまで教えなければならない」という強迫観念からぬけだして、ポイントを外さず、楽しく授業をするか。
中学実践報告:「自律的な学習を励ます授業の工夫」
小西愛子さん(平塚市立大野中学校)
レポーターから:
英語の家庭学習は必要であるが,なかなか取り組めない生徒もいるのが現状である。それをふまえて,教材をどのように提示して,自律的な学習につなげていけるかを述べ,そのうちのいくつかを発表したい。
参加者の感想
- 小西先生の普段の授業についてもっと教えていただきたかったです。中1は大変だと思いますが、がんばってください。私も今年はアドバンスレベルを担当しているのですが、そのうちまた中1・2レベルにもどることもあるかと思います。また、いろいろ教えて下さい!
- 前任校で生徒から「英語、いやー」という声を聞いたときもめげずに、にこやかにご自身の目指す道を進んでいらっしゃる姿勢には勇気づけられました。
- クリアなゴールを設定すること。読ませることで精一杯だったので、どう効率的に「書き」を授業に取り入れるか(ノートにかく宿題はたくさんだしましたが)。
- チャンツもフォニックスも真似事だけは少しやったことがありますが、続きませんでした。くり返し読むことで何とかやってきたって感じです。でも教科書が厚くなり、くり返し読むってことが今後は時間的に難しくなるんでしょうね。生徒が自ら読むことができる手立てが必要になってくるのかと思います。「教科書本文が読める」を目標に据えるということから、2、3年と悪戦苦闘が予想される学年のような…。小西先生のその後を楽しみにしています。
- よい点:毎月違う歌を流す。
気になった点:家での音読をさせているということだったので、家で読んだ記録をつけさせ、スタンプを押すようなことをしてあげるといいのではと思いました。(印を押すだけなので、時間はかかりません。 - 「書く」ことを是非加えてください。
- 今、初任者の1年生教科書を指導しているので、alphabetの導入に早速取り入れます。
高校実践報告:「授業スタイルの変化の総括と今後の展望」
青木智行さん(科学技術学園高校)
レポーターから:
橘学苑高校,二階堂高校での実践を振り返ります。余った時間で「マインド・マップ講座」をしたいと思います。
参加者の感想
- マインドマップは参考になりました。興味はあって少しやったことがありますが、向き・不向きがあることには気付いていました。
- マインドマップを青木先生が採り入れた理由に英字新聞を例に訳させることがご本人にとって退屈だったからだったと話されてました。しかし1割の生徒が受け入れられないとの話もありました。その生徒からのフィードバックなども聞いてみたいなと思いました。私にとっては、マインドマップについての勉強になりました。ありがとうございました。
- 青木先生は声が良いので、先生の声が聞こえないという生徒はいないと思います。mindmap は英語力やで成績全体に関係なく、真に頭の良い子に受けそうですね。そして成績に関係なく、真に頭の良い子を育てることができそうですね。せっかくですから、mindmap を活用して、英語教育にからめて下さい。さらなる実践を期待しています。
- おもしろい。フランスとスペインのやつがおもしろい。教員が生徒に質問しながらマップを完成した後、そのマップを見ながら生徒によるリテリングやライティングに発展させることもできるような…。二階堂以来、授業が着実に進化していますね。チャレンジングな授業は比較的易しいが、こうしたクリイティブな授業はかなり難しい。うーん、クリエイティブな授業にチャレンジって感じがした。最後にひとつ! 「クリエイティブにゴールない」って言うか、「ゴールの設定可能なものは、クリエイティブではあり得ない」。(泉)
- 飽きませんでした。自分には赤ちゃんの写真を使った文型導入が斬新でした。オーラルのあのような落ちのある導入をたくさん作られたらいいと思います。帰りに、小西先生とずっと話していたのですが、マインドマップはノートの取り方として20年前すでにあって、小西さんがアメリカ留学中、教授の板書も、生徒のノートもあのようだったということです。いわゆる日本式の整然と板書をするのと違って、脳の記憶領域(?)を広げる書き方だそうです。
- Englishでの説明は、とても勉強になりました。(自分の英語脳が刺激されて),漫才も面白かったです。
※『Q&Aの3年間のゴール~』←「○○先生に言われました」は、おっしゃる必要はないと思います。全体では,スペインのmapは、自分も応用できるかも、と思いました。 - 本日のレポートは私の方こそ参考にさせていただきます。アドバイスはありません。
●日時: |
2013年4月20日(土) 午後3:30~7:00 3:20 ~ 受付開始 3:30 ~ 5:00 中学実践報告 [担当:棚谷] 5:00 ~ 5:15 休憩 5:15 ~ 6:45 高校実践報告 [担当:萩原] 6:45 ~ 7:00 アンケート記入・事務連絡 |
●会場: |
大倉山記念館 第1集会室 (Tel. 045-544-1881) (東急東横線「大倉山」下車 徒歩5分 改札口を右に出て右折、急坂上る) より大きな地図で 大倉山記念館までのルート を表示
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●会場費: | 500円(支部会員200円 学生200円) [当日会員登録(年会費2000円)で割引適用] |
●中学実践報告: | 「自律的な学習を励ます授業の工夫」 小西 愛子さん(平塚市立神明中学校)
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●高校実践報告: |
「授業スタイルの変化の総括と今後の展望」 青木智行さん(日本女子体育大附属二階堂高校)
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●お問い合わせ: | 萩原一郎 |
★次回以降の例会予定:神奈川新英研HP
(2013年4月9日掲載/6月23日更新)