■ 神奈川新英研7月例会報告

2009年7月
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2月3月4月5月6月7月9月10月11月12月
 09年7月11日に大倉山記念館にて。参加者22名。

●講演・ワークショップ:

 英語の授業づくりをどうにかしたい。でも、本当に忙しい毎日。職場でもなかなか、授業のこと、生徒のこと、愉快だったこと、困ったことなどじっくり話す暇がない…と言うのが実状ではないでしょうか。神奈川支部の強みである「参加者との距離の近さ」を生かし、「ピクチャーカードが担当者3人分なく、困っています!」など、身近な問題を含めて太田先生に質疑応答にお答えいただき「大変勉強になりました」という声が多く出されました。

「中学校の授業の作り方:授業を作るにあたって私が考えていること」

太田洋さん(駒沢女子大学准教授)

<1:太田先生>

  • 光村図書発行の文部科学省検定教科書『COLUMBUS 21 ENGLISH COURSE』著者。2006, 2007年度にNHKラジオ「レベルアップ英文法」の講師。
  • お薦め著書:『英語を教える50のポイント Tips for English Teachers』(光村図書)は21年間実践してきた実践例を50にまとめたもの。雑誌『英語教育』に「アノ先生、ヒロ先生の日々の授業にひと工夫」で阿野幸一先生と太田洋先生の対談を2008.4から連載中。

<2:報告概要>

  1. 前半「中学校の授業の作り方ー授業を作るにあたって私が考えていること」
  2. 後半「教科書本文の扱い方ー内容を理解した後に行うこと」 本文の内容を理解した後、どのようなことができるでしょうか。音読が終わって、さらに何をするか? 教科書本文の扱い方のいろいろなアイディアを交換し合いました。

<3:中学校の授業の作り方>

  • 教科書『Columbus』『All Aboard!』を使い、例えば不定詞の形容詞用法について、「私ならこの手順で教える」という3~4のステップを参加者と考えました。

●参加者の感想

 太田先生のお話はポイントが明確で大変参考になりました。「授業で一度行ったことは2度、3度『目、口、耳』にさせていく」、また「本時の英文だけでなく、前時、前々時で出てきたものをその課で使わせていく」。目から鱗でした。

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(2010年 5月11日)