■ 山形新英研11月例会
2008年11月
 11月29日に山形新英研の集まりを持ちました。

教材の大切さ

 まず新英研花巻大会の報告を、福島の二階堂さんから頂いた広報のつづりを渡しながら行いました。
 
 続いてエイミーさんのその後の取り組みをプリントやDVDなどを見ながら報告していただきました。エイミーさんは、全国大会で問題提起した小学校の「英語ノート」について実物をもってきて、それと対抗する教材で、どう授業しているのかを教えてくれました。表面だけみれば使える教材に見えるけれども、生徒の実態とあわないもので、文部省の説明官すら使えないと言っているものだそうです。しかし現場の教員は、いくら文部省がそのまま使わなくともいいのだと言っていると説明しても信じられない顔をするそうです。
 今、山形と東京の一部で第二言語習得論か教材かの論が起っているのですが、教材の大切さを実感している私たちです。

 最後に柏倉和子さんから学校全体の研修のありかたと特進科の受験指導体制について話されました。それに関連して菅野すみ子さん、安孫子道子さんから続きました。学校全体で新英研の実践をしている菅野すみ子さんから新英研の実践を通して生徒の姿勢がまるっきり変わったこと、学校全体で取りくんでいる国際教育について話されました。

 安孫子道子さんから夜間定時の授業について話してくれました。「よく来たね」ということで授業をしているそうです。

 冨樫は、日中友好協会の高橋幸喜さんからお借りした「中国人酒田強制連行」の英文証言集の訳の不明なところを見てもらいました。高橋栄二さんも訳したそうですが、幸喜さんと相談しながら何かに使えないかと思っています。

(連絡先:冨樫和子)
(2009年 2月8日)