■ 神奈川新英研7月例会
2008年6月
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2月3月4月5月6月7月9月10月11月12月
 7月12日大倉山記念館にて、参加者17名。

●実践報告(高校)

「Let's Enjoy Active English〜教科書を使った様々な活動〜」

和田玲さん(私立順天中学・高等学校)

<Let's Enjoy Active English A 〜語彙・リーディング・リスニング編〜>では生徒を絶えず動かしながら、教科書の新出語彙をアクティブに習得し、リーディング・リスニング活動へと自然な流れで導く方法をご紹介します。

<Let's Enjoy Active English B 〜要約スピーチ編〜>では、キーセンテンスの暗唱から、無理なく本文要約の作業に展開する方法をご紹介します。日頃のノート添削や他の平常評価基準などについても触れられればと考えております。

◎授業のすすめかた:

予習は課さない、復習重視。授業は各パート2時間で終えるのが原則。Step.TとUを1時間目に、Step.VとWを2時間目に行い、全体で8〜9時間で1つのレッスンを終え、プラス1or2時間でパフォーマンステスト(スピーチやクリエイティブ・ライティングなど)をする。
STEP I 
新出単語の指導(教材;野球監督の星野仙一さんが少年時代に障害のあるクラスメイトを背に負ぶって学校まで通っていたエピソード)
STEP II 
リスニング&リーディング活動(Anticipation(予想):新出単語を元に、これから読むストーリーを予想させて、生徒の「聞きたい」という気持ちを喚起する)
STEP III 
ターゲットセンテンスのインテイク活動(暗誦活動:ペアで1分30秒)
STEP IV 
ライティング&スピーキング活動(要約=イラスト+日本語=の作成)

参加者の感想

予習なしでここまで内容理解と授業理解を深めることができるとは目からウロコでした。音読の回数が多く、もう10回くらい読む頃には教科書の絵も思い浮かぶぐらい覚えることができる。生徒1人1人とのコミュニケーションをノートでとっている事、実際のノートを拝見し、とても先生の熱い思いを感じた。真剣に訴えれば必ず生徒は振り向くのですね!毎回しっかりコメントされていて、すごい!!

和田さつき
(連絡先:萩原一郎)
(2009年1月18日)