■ 群馬新英研6月例会

2008年6月
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6月9月11月
 6月29日(日)、県教育会館和室にて、参加者4人。

群馬新英研6月例会


1)THE MOMONOKI TIMES

 まず加藤が、非常勤で担当している県立前橋工業高校3年生・OCⅠの授業での教科通信THE MOMONOKI TIMESの紹介。学校のすぐ西を 流れる「桃の木川」から命名。不定期刊のつもりで始めたものが結果としてカラー版のweeklyになっている。授業開き号は「桃の木川」 の風景写真に添えてこんな詩が…。

You see?
How slow you are,
It's OK.
The points are:
 - always to walk forwards
 - on your feet,
 - in your way,
Always.
- AIDA Mitsuo
Translated by TANAKA Yasuyuki

 第2号は授業開きで撮った全員集合の写真を載せ、"Loudly, Kindly, Clearly!" 
 第3号は月探査船「かぐや」から送られた『満地球の出』を添えた、"April 22nd is Earth Day"地球に関する科学的な8つの英問でThe Earth Charterの授業の導入に。
  第4号はグアテマラの少年が聴診器を自分の胸に当てている写真と"DON'T KNOW = WANT TO KNOW"キプリングのI have six honest serving men で始まる詩を紹介して、5W1Hで友だちに尋ねる授業の導入に。
  第5号「我ら未完成人」第6号「人間は選択する動物である」を経て、第7号から第10号の4回で生徒の自己表現作品の紹介。
 Christina RossettiのWhat Are Heavy?を真似て英語を書いてみたもの。Rossettiの素敵な詩を台無しにしてしまうようで気が引けたが、生徒たちは触発されてイメージを膨らませてくれた。一番に提出してくれたH君は、

What are heavy? the earth and life:
What are brief? happy day and life:
What are frail? family and life:
What are deep? love and life.

「世の中のすべてには命があります。命の大切さ、命があるからこそ出来ること、守れることなどを考えてみました。」と書いていた。


2)イラク帰還米兵Ash Woolson

 『憲法9条・メッセージ・プロジェクト(K9MP)〔代表:安齋育郎・立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長〕』の企画で、若いイラク帰還米兵Ash Woolson(反戦帰還兵の会)が、8月6日から9月14日まで日本各地で「講演市民集会」を開催。群馬では8月31日に安中市と前橋市、9月1日に伊勢崎市赤堀町を訪れる予定。加藤が前橋市と赤堀町の集会企画を紹介。

3)群馬県9条の会

 大浦暁生さんから、群馬県9条の会・県民集会の紹介。9月21日(日)前橋市で『映画「日本国憲法」と監督ジャン・ユンカーマン氏の講演』を企画中とのこと。

4)国連への報告の英訳

 群馬子どもの権利委員会が、国連子どもの権利委員会へ提出す『基礎報告書集』をまとめた。国連提出にあたっての英訳が今回も群馬支部に依頼された。保育園や小学校の子どもたちや保育士・教師たちの、困難な状況の中で必死に生きる姿が、しっかり国連に届くよう、年内の英訳完成をめざして分担した。

5)講読"The Sense of Wonder"

 "The Silent Spring"に続いてRachel Carsonの作品に挑戦。独特の雰囲気を持つ(ちょっとクセのある?)英文で、スラスラ行かない感じ。
 秋の嵐のような夜。わずか12ヵ月のロウジャーを毛布に包んで海岸に下りる。
 Together we laughed for pure joy-he a baby meeting for the first time the wild tumult of Oceanus, I with the salt of half a lifetime of sea love in me.
といった具合である。

(連絡先:加藤彰男)

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(2008年8月15日)