■ 東京新英研春の特別研究会

2007年3月
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 3月30日〈金)に東大附属中等教育学校で東京支部恒例の春の特別研究集会を開きました。参加者70名前後。
 『英語教師の生きがい』~これが私の生きる道~をテーマに小学校から大学までの現場からの報告と昨年の全国大会〈愛知〉で知ったサマーセミナーの実行委員長の寺内義和氏の講演「『大きな学力』を考える」をお聞きし、現場からの実践報告で現在の外国語〈英語教育〉のあり方を提起し、講演では、学校教育の現状とこれからを展望するという2部構成でした。

現場からの報告


◎安部直子さん(中学)

 安部直子さん(中学)の迷い、もがき、その中で生まれたレポートは、その苦しみもさらけ出せる強さを逆に感じさせた。こんなふうに迷いながら、考えながら授業が作られているという過程が手に取るようにわかったことは大きな収穫であった。

◎田中渡さん(高校)

 田中渡さん(高校)の一人も見捨てないという先生の暖かさ・執念のようなものをさりげなく語ってくださいましたがその裏には、並々ならぬご苦労があったことと察します。日々、試行錯誤を繰り返しながらも生徒と共に歩む姿勢に多くのことを学んだ。

◎町田淳子さん(Bellworks 小学校)

 1時間の授業をまさに「創る」姿勢に触発されます。気づきのある授業、お互いに学び合い、高め合う授業をしたい!!!と改めて思いました。

◎瀧口さん(大学)

 瀧口さん(大学)の知られざる一面を今日、新たに知ることがたくさんありました。瀧口さんの話の中から、たくさんのヒント・自分自身の課題も見つけました。一年ごとに行う、自分自身の授業の総括は是非、見習いたい!

講演


『大きな学力』(講師・寺内義和氏)

 『されど波風体験』を読んで感動し、いつかお話を聞くチャンスをつくれないものかと考え、昨年から、事務局の方と何度も連絡を取り、講演が実現。私も含め、多くの方の心に希望と勇気を与えてくれました。何度も涙が込み上げてきました。感想を発言してくれた方も、皆さん言葉に詰まるほど、想いがあふれていました。(小塩潤子)

(文責:多邊田)
(連絡先:安野寿美)
(2008年8月14日)