■ 千葉支部5月例会

2007年5月
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5月
 5月26日(土)午後2時45分より11名参加で千葉新英研2007年度講演会・総会が行われました。場所はいつもの柏中央公民館。千葉県在住の東京新英研神澤さんと茨城新英研の大泉さんのうれしい参加も。

講演

 講演はこの3月で退職された町田程子さん。「英語と私~音楽と映画で綴る半生」ということで、中学入学から今日までの48年間の楽しみながらの英語との付き合いを感動いっぱいにお話されました。
 週5時間もあった中学時代の英語授業。今とは違ってアルファベットの大文字・小文字・活字体・筆記体とひとつひとつ丁寧にやってくれた授業だが、自分はうれしいという気持ちにはならなかった。現天皇の結婚をきっかけにテレビを購入して読書量が激減した代わりに、様々な洋画を見まくり、英語の歌への興味も一気に高まった。
  高校時代は自分の世界に浸りきり、ラジオでの英語の歌の聞き取りにもはまった。歌詞を聞き取ってメモし、レコード店でシングルレコードの裏ジャケットでそれを確認。音楽業界に就職した姉の影響で演劇鑑賞にもはまった。
  大学でも多くの歌と安い入場料の名画座で映画を観まくる。教員なる直前に高校時代の先輩から新英研のバイブルともいうべき『新しい英語教育の研究』(三友社出版)をプレゼントされ、湯河原での全国大会にも参加し、黒川泰男さん等に出会う。それ以来ずっと英語の歌、教科通信発行。結婚・出産・育児で生活が大きく変化した後も時間を作っては映画を観に行く。
  親子4人でETを観に行った帰りに4歳の長男が「イーティーフォンホーム」のセリフを覚えて言うのにびっくり。生徒からのリクエストで曲目の幅が広がる。ANCの日本事務所を同僚と訪ね、代表に来校して話をしてもらう。
  ユダヤ人問題を訪ねる新英研の旅にも参加。定年前の最後の職場では映画は親の介護の合間に観た。英語の歌はALTのギターも活用。


 46歳の私にとっては4分の3は名前くらいしか知らない映画や歌のお話でしたが、その内容をお聞きし、これからぜひ観てみたい映画がたくさんできました。
 3次会の韓国料理店でも大いに盛り上がり、町田さんに触発された参加者が次々と歌を披露。最初は町田さんの"Sound of Music"。若い頃に覚えただけあって歌詞が正確。石井さんはドイツ語で「リンデンバウム」を、相澤さんはシャンソン「詩人の魂」とロシア語で「カチューシャ」と韓国語で「アリラン」を、宇野は"You Raise Me Up"をちょっと、神澤さんは勉強中の韓国語の歌を今度参加した時には歌うと約束。
 4月に異動して以来歌を全くやっていない私は、月曜日から歌を復活しようと固く決意しました。

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(連絡先:宇野智之)
(2007年7月23日)