■ 神奈川新英研2月例会
2006年2月
<< '02年'03年'04年'05年'06年'07年'08年'08年'09年'10年'11年 >>
2月3月4月5月6月7月11月12月
  2月18日、大倉山記念館にて、参加者11名。

●実践報告(高校)「ちいさな授業の工夫を集めて」

金尾有理子さん(大磯高校)
  • 「穴埋め」ではない歌の利用法/韻を知ること/内容を知ること。 グラミー賞受賞のカナダ人歌手Joni Mitchell の1967年のアルバム「CLOUDS」にある曲“Both Sides, Now”の3番までの歌詞を9のstanza(連)に分けたものに番号が振ってある。「韻」と「内容」を手がかりにして順番を考えて歌を完成させる。
  • 沖縄への修学旅行を利用して…。文集づくり[6時間]=調べ学習2時間+日本語でのレポート1時間+英訳する2時間+清書1時間

■参加者の感想

  • たくさん、すぐに使えるものがあり、明日から使わせてもらいたいと思います。ライティング、修学旅行の事前学習、歌詞を並べ替えるもの、文法教材、想像力を働かせるストーリーづくり…、どれも楽しいものばかりでした。また機会があれば報告していただきたいと思います。

●ミニレポート(中学)

(1)棚谷先生

■「受動態」
  • 受け身形《〜される、〜されている》=主語+be動詞+過去分詞(by ~)
  • 動詞の変化を表にまとめる   規則動詞(play / study / use)、不規則動詞(see / speak / teach / makeなど)
  • 導入の工夫
      能動態と受動態の書き換えを廃し、日本語から類推。 Englishが使われている/教えられている… Flowersが育てられる/売られている/捨てられる/見られる…
      以上を生徒にどんどん言わせて、教員が「英語で言ってみますね」と「English is taught」「Flowers are sold」のように言うと、生徒は「areが出てくるね」と気づく。

(2)日比先生

■「ALTによるネイティブ・チェックの積み上げ」
  中1の2学期は「音読テスト」、3学期は「Mission Bingo」「インタビューテスト」「A King and a Miller(王様と粉屋)のペア・レシテーション」。中2の1学期は「音読テスト」、2学期は「Mission Bingo」「インタビューテスト」、3学期は「My Dream(私の夢)のスピーチコンテスト」


(連絡先:中村康雄 )
(2006年7月23日)