■ 西三河英語サークル3月例会
2005年3月
 3月11日に例会を開きました。

1 弘山先生(高)

(1) Firsthand Success
 英語演習の授業で、Firsthand Success Beginners Course 2 (Longman)を使っています。このテキストは、Listening, Duet(ペアワーク練習), Solo(ディクテーション)で構成され、タスクが多いのでとても使いやすい教材です。また、ダイアログの最後にオチがついているようになっていて、巻末に各課で楽しめるアクティビティが収録されています。テストでは、テキストで出てきたダイアログのサマリーを書かせたりしています。また、新基礎英語をつかってリスニング練習もしています。こちらはダイアログではなく、物語文になっていて、Firsthand Successとは違うタイプです。こちらも、テストではサマリーを書かせました。
(2)訳「半」先渡し授業
 訳を最初に配ってしまう「訳先渡し授業」が話題になっていますが、訳を一部渡してキーセンテンスだけを訳させる「訳『半』先渡し授業」をしました。教科書の英文をフレーズごとに縦に並べ、その横に和訳を一部載せます。キーセンテンスのところだけは空欄にします。

2 古井先生(高)

(1)フランス語入門
 AETがカナダ出身なので、テスト後の授業を使って、簡単な「フランス語入門」を行いました。英語だけでなく、時には他の言語を紹介するのも、生徒たちにとっては刺激的だと思いました。

3 村瀬(高)

(1) Talk about my trip
 ペアワークから作文につなげる実践です。今までに行った旅行で印象に残っていることをペアで質問し合います。
  • Where did you go?
  • Who did you go with?
  • How long did you stay there?
  • What did you do there?
  • What impressed you most?
の5つの質問に答えます。3,4人とペアワークをします。ここまではAETとのteam teachingで行うことができます。そのあとの授業で、そのワークシートを利用し、自分の答えをつなげて、説明を少し書き足すように指示し、60語程度の作文にします。でき上がった作文はAETに添削とコメントを依頼しました。生徒たちはAETからのコメントを喜んでいました。

(2005年9月3日)
(連絡先:村瀬敏浩)