■ 大阪英研9月例会
2004年9月
'00年'01年'02年'03年'04年'08年'09年'10年'12年'17年'23年
6月9月11月
 大英研として9月18日(土)、大阪市立社会福祉センターにて外国語教育分科会特別講座を担当しました。参加者21人。講師に長崎の緒方智子さん(元川棚中学校、現長崎総合科学大学)をお迎えし、『響き合いのある授業を求めて』という題でお話ししていただきました。

『響き合いのある授業を求めて』

緒方智子さん(元川棚中学校、現長崎総合科学大学)

 緒方先生はさまざまな失敗や試行錯誤の中から、「生き方の中にグローバルな視点を!」という私的外国語教育観を確立し、教師と生徒との響き合いのある授業づくりを心がけるようになりました。具体的には係を決めてどの生徒も出番のある授業をつくり、「発音三原則」で声を出させ合いました。
 また人が動くことばの力を実感させることに力を入れました。授業ビデオを見るとどの生徒もいきいきとそしてにこにこと声を出すようになっています。英語手話を参加者全員でやってみるなど、具体的でわかりやすい講座になり、多くの参加者がもっと聞きたいと感じるお話でした。

<参加者の感想>
・すばらしい取り組みで生徒の学力を伸ばしていますね。(新子健一さん)
・もりだくさんでいっぱい学ぶものがありました。(安藤紀子さん)
・感動しました。英語手話はぜひ実践したいです。(井上順子さん)
・自分でもリズムをとってやりたいなあと思いました。(岡田知子さん)
・エネルギッシュ、パワフルでやさしさのあふれた実践でした。(小部修さん)
・授業のテンポが速く、とても工夫されていて感心しました。(清重栄さん)
・アイデア一杯の授業展開に感嘆しました。(佐藤基子さん)
・生徒が自ら声を出して読み、発表していくのが良かった。(山口良子さん)


(連絡先:谷浦健司)
(2004年12月13日)