■ 熊本新英研3月例会

2002年3月
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1月2月3月7月
 新しい年度がスタートしましたね。この春、鹿本の田上昭一郎先生や八代の小山賢吉先生がご退職でした。長い間の教職を終えられ、感慨深いものがおありのことでしょう。益々のご活躍とご健康を祈念致します。
今月の会報は宇土鶴城中学校の佐藤みどり先生の素晴らしい実践をご紹介致しました。 3月例会は16日(土)熊本大学のくすの木会館で、4名の参加でした。
上村さん:
 日本語教師だけでなく、いろんな資格取得に挑戦中で今回、社会通信教育協会の「生涯学習2級インストラクターの資格も取得出来た。これから生涯学習がますます注目される中、公民館等での学習講座の講師あるいはそのコーデイネイターとしての仕事が出来るということになる。
 また、ラジオの講座学習支援機能を実現したハード・デイスク内蔵ラジオ・タイマー留守再生ツール「ラジオ・サーバー」の紹介もして頂いた。

谷川先生:
 熊本大学でも教職免許の科目として「総合学習の演習」が入ってきた。小・中学校や高校ではどんな「総合学習」があっているのだろうか?学生達もすぐ取り組めるよういろんな実践を紹介していただきたい。

牧野さん:
 学校現場では目下、「総合学習」が導入されたものの「基礎学力不足」も深刻な問題となっている。生徒の生きる力をどう育てるのか真剣に考えなければならない。今年度は地元に目を向け、「郷土料理」を調べたり、窯元や染色家を尋ねたり学校に来て頂いたりし、概ね好評であった。
 また、3月末に岐阜県八百津町で行われる「杉原千畝の故郷を訪ねて」の一泊研修に参加する予定とのこと。

畠田:
 自分の勤務校でもこの1年間、総合学習の試行を行った。学校全体として取り組むにはまだまだ相当な討議を重ねる必要があり、教師の側の準備もかなり負担になる。地域やいろんな施設、機関などとの連携も深めるべきと思う。
 2月に学年旅行で山口県の「金子みすず記念館」と「中原中也記念館」を訪ねたこと及び、映画「The Lord of the Rings」を日本語で9巻読み終え、映画も見て素晴らしかったこと、岐阜での「千畝の故郷を訪ねて」も参加するので楽しみにしていること等を報告。

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(2002年4月14日)