■ 群馬新英研2月例会

2002年2月
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2月3月
  遠方からの参加も含め、参加者は7名。楽しく2部構成の例会の数時間を過ごしました。
 同じ建物で、群馬支部会員の堀泰雄先生「世界の笛と音コンサート」が1時から行われたので、まずそちらを鑑賞。
 よくこれだけ世界中から集めたものだと感心させられる数と、やはりその多様さに参加者のみなさんが驚かれていました。参加者のみなさんも、童心に返り(?)楽しく物珍しそうに笛や打楽器を鳴らしてみました。
QuickTimeファイル(mov) 26kb

1.堀泰雄さん 「日本と日本人を考える ハワイとフィリピンの英語の授業」

 コンサートの勢いに乗って(?)実践報告もして貰いました。
 前段として、エスペラントの交流を通してたくさん集めた絵はがきや封書などから国の名前や記載されたことについて当てるというもの。参加者もやってみました。
 そして、レポートの中心である「ハワイとフィリピンに関する授業」の紹介でした。古くから日本と縁の深い2つの地域ですが、案外そのことが見落とされてきたことに着目し、英語にも縁の深い2地域の歴史や文化の勉強をすることで、日本のことを振り返るきっかけにもなり、また今まで英語に興味のなかった学生の心も引きつけているという実践の紹介でした。

2.加藤彰男さん 「テロと報復」に関わる壁新聞つくり」の実践

生徒の作品を見る  新英研MLでも、昨年9月のテロ事件の際、アメリカ政府の行動に反対する人たちのスローガンなどが話題になりました。
 そのスローガンをグループに分かれて分担し、壁新聞の形で英文を書き、和訳を添えさせたという実践です。
 「自分にとっていちばん納得の出来る英文は?」の問いかけには、
Killing terroists will not stop terrorism.
などの反応が多かったようです。
 また、Heal not hurt.などのnotの使い方を大分覚えた様子とのことでした。

3.その他

「もしも世界が100人の村だったら」を使って、数字部分を各自に考えさせる実践の紹介もなどもありました。
 その他に教育を巡って、全国の状況、群馬県での中高一貫校の設置、小学校における英語教育の導入のことなどが話題になりました。
もしも世界が100人の村ならば(再生6分30秒/外部サイト)

SWFファイルへのリンク(ダウンロードができます。)

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(2002年2月23日)