■  大阪英語教育研究会12月例会
2001年12月
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12月
 大阪英語教育研究会は12月20日(木)12月例会・望年会を大阪城近くのシャトーテル大手前・お城の見える個室で11名の参加で開きました。メインレポートは以下の通り。

「関係代名詞定着のための6つの方法」

 井上順子先生(八尾市立志紀中学校)
1.はじめに
 井上先生は英文法を教えることが好きである。英文法がきちんと理解できていると、自己表現においても自信を持って取り組めると考えるからである。そして、単語力をつける事にも力をいれている。英文を読んで意味がわかる楽しさを味わってほしいし、コミュニケーションにおいても、極端に言えば、単語だけでも意思は通じるからである。
2.関係代名詞の定着のために
 3年生2学期から頑張らねばと受験生としての気持ちもそろそろ自覚しだすこの時期、次の教材は最適である。というのは、『たのしい英文法』(三友社出版)の関係代名詞で教えると全員わかってくれるからである。例文は教科書に沿って幾分か変えているが、この本の通り、関係代名詞の誕生から話し、簡単な問題を始めていくと生徒の表情がかわっていくのがわかる。「英語は苦手、でも勉強せなあかんし、何から始めて、いいかわからん」という生徒も、「このやり方ならわかるわ」「関係代名詞はこれでバッチリや」と最後は言ってくれる。
 最近は、大平光代さん(『だからあなたも生きぬいて』著者)の話しもしたり、気合の入る文法項目である。以下定着のための手順である。
(その1)自主編成 
(その2)関係代名詞10回テスト 
(その3)自己表現
(その4)ゲーム 
(その5)ペアーで暗唱 
(その6)歌=チキチータなど
3.定着のために、日頃心がけている事
 (その1)単語練習
 教科書に入る時、単語練習をていねいにしている。B5サイズのプリントに教科書1ページに出てくる新出・既出の英単語25個位を書き出し、その横に、日本語の意味と読み方をを書く。意味を確認した後、そのプリントを使って、英単語の速読み競争をする。読み終わったら挙手する。これはほとんどの生徒がたのしく参加する。
 (その2)単語テスト
 (その3)和訳
4.おわりに
 「継続は力なり」をモットーに、その授業での文型と、単語カード、そしてプレーヤーをいつも手に、教室に向かっている。
 井上先生のレポートは、1時間あまり。生徒の様子がよくわかる総合的な取り組みの報告で、やさしい視線とていねいな手立てが印象的でした。教師の生き方にまで話がおよび、考えさせられる事が多いお話でした。

 その後の望年会でのハーブ料理は、料理長がハーブの本場中国へまで研究に行った代物で、とてもおいしく、ワインなども飲み放題で、堪能しました。参加者は、今年の想いを振り返り来年の夢を語り合いました。新春関西ブロック合宿宣伝のため和歌山から橘先生も参加され、力作の新和歌ロッジ付近図を配っていただきました。次は和歌山でお会いしましょう。

(連絡先:谷浦健司)